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米国で「夫婦の性生活を維持すると仕事の満足度が向上」という研究結果 スマホ普及で仕事が優先されがちとの指摘も

仕事を私生活に持ち込まないのが大事だそうです。

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 米国オレゴン州立大学の研究者らが「アクティブな性生活を維持すると、仕事の満足度が向上する」という研究結果を明らかにしました。


画像 夫婦の性生活の充実が、仕事の充実につながるそう(オレゴン州立大学Webサイトより)

 2週間にわたって既婚者159人を対象とする調査を行った結果、性交をした翌日は朝から気分が高揚し、就業時間のあいだ、仕事への満足感が維持されることが明らかになりました。効果は男女ともに強く現れ、少なくとも24時間続くとのこと。意欲などに関わる神経伝達物質・ドーパミン、幸福感などに関わるホルモン・オキシトシンが性交によって分泌されることが原因と見られています。

 研究を行ったKeith Leavitt氏によれば、夫婦間での性交の優先順位を高めれば、業務に集中したり、仕事を楽しんだりできるようになると考えられるそうです。しかし、現在はスマートフォンの普及により仕事が私生活に入り込むようになっており、夫婦の営みをおろそかにしないためには、仕事をオフィスから持ち出さないのが重要だといいます。

 ちなみに、2004年から夫婦間のセックスレスに関する調査を行っている日本家族計画協会によれば、1カ月以上していない既婚者の割合は年々増加しており、2014年には44.6%に到達しています。


画像 調査開始以来、上昇が続いており「留まる気配さえない」そうです(日本家族計画協会Webサイトより)

マッハ・キショ松

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