昨年期間限定で発売されていた「贅沢バニラミルク」が帰ってきた!
変わり種の缶飲料も売られていて攻めている印象があるJR東日本のエキナカにある「アキュア(acure)」の自販機。ここでしか買えないオリジナルブランド「アキュアメイド」が作り出したヒット商品、それが「贅沢バニラミルク」です。期間限定での販売だったため昨年で販売終了となっていましたが、今年も販売されることになりました。早速何本か入手してみたので、そのもののお味とアレンジレシピをがっつり食レポします。
申し訳ない、私自身はこの商品のことは存じ上げませんでした。
どんな味なのか公式サイトで調べてみたら「まるでソフトクリームを食べているかのような”ドリンク”」「まるで飲むソフトクリーム」との説明がありました。今回PR企画なので「まずいだろ、それ」とか絶対に言えない立場なんですが、正直「溶けたアイスっておいしいの?」なんて思っちゃう。ところが、ネットで評判を調べたらめちゃくちゃ好評なんですね。複数の勇者が「贅沢バニラミルク」を飲んでめろめろにされちゃってます。そんなにおいしいの?
商品の発想もユニークですが実は購買層もかなりユニーク。開発を担当した商品部の齋藤さんによると「当初夏休みや休日での需要が高まると予想していたのですが、実際に購入されていたのは夕方の通勤時間帯で、購入者は男性が圧倒的に多いという結果でした」とのこと。つまり、仕事帰りのおっさんが買っていることが判明しました。
プロファイリングができたところで、試飲といきましょう。
その前に、お腹がすいたのでうどんを食べます。
いやいや、ワトソンくん。なにも、私は、策略なくうどんを食べているわけではないのだよ。考えてもみたまえ、この「贅沢バニラミルク」を購入しているのは仕事帰りのおっさんだ。例えば、珍しく早く帰れたプレミアムフライデー、ちょっと遠回りしてお気に入りの駅ソバを食べる。店を出て視界に入ったのはアキュアの自販機。「今月がんばったからなオレ。ご褒美に締めのデザート」と言って「贅沢バニラミルク」をポチっとなとご購入。そんな推理はできないかい? そうしたシチュエーションをリアルに再現してこそ実地的なレビューと言えるのだよ。
普通にうどんを食べました。温かいうどんでお腹を満たして体もポカポカ。何か冷たいデザートでクールダウンしたい。今、私の口の中はそんな状態。そんなところに冷えた「贅沢バニラミルク」があったなら、
し、あ、わ、せー。
うどんのあとに飲んでみたら、想像以上にソフトクリーム。観光地でうどんを食べて、その後ソフトクリームを食べた、あのときと同じ口の状態になりました。胃袋満足度はソフトクリームと遜色なし。しかもその味は牛乳60%と原料へのこだわりのかいあってか、ソフトクリームの中でも道の駅にありそうなちょっといいやつの味です。「溶けたソフトクリームっておいしいの?」なんて聞いてごめんなさい。満足できるようによくできてます。単純にソフトクリームを溶かしただけではなく、飲んで満足するような舌ざわりになっているようです。駅ソバのあとの「贅沢バニラミルク」、はまっちゃいそうです。
「贅沢バニラミルクプリン」
国民的ガテン系アイドルの「0円食堂」、先日の放送で「溶かしたアイスと卵で作るプリン」を作っていました。とても簡単そうなのでマネしてみたいなと思うものの、アイスクリームを溶かすのが面倒というか、アイスのまま食べたい衝動に勝てない。そんなとき「贅沢バニラミルク」なら、
すでに、溶けてます。
ならば作るか。0円食堂のレシピから計算すると、ちょうど卵1個と贅沢バニラミルク1本で良さそうです。
この2つを混ぜて、耐熱容器に入れて湯せん焼き10分。以上です!
本当にプリンになりました。
食べてみると、本当に、本当に、ど真ん中のプリン。これはおいしい。たった10分で、ちょっとだけ高級なプリンの完成です。缶飲料なので賞味期限は1年程度、買い置きしておけば急なお客様が来たときに使えるレシピですね。もし、我が家に国民的ガテン系アイドルが0円食材を探しに来たらふるまってあげたい。来ないかなー、長瀬くん。
「贅沢バニラミルクティーラテ」
私は某ドヤリングしに行くカフェの「ティーラテ」というメニューが好きなんですが、「贅沢バニラミルク」を眺めていたらひらめいちゃったんです。あれっぽいものが作れるのではないかと。いろんな店舗で頼んでたら3店舗連続で店員さんが「私も好きなんです」とか聞いてもないのに話しかけてきた「ティーラテ」。「オールミルク」って注文するとおいしくなる「ティーラテ」。「ティーラテ オール贅沢バニラミルク」きっとおいしい。
先に答えを言いますと「オール贅沢バニラミルク」よりも甘すぎない「お湯3割、贅沢バニラミルク7割」が私の好みでした。そちらの作り方を説明します。「80ccのお湯にティーバッグを投入し3分ほど放置して濃いめの紅茶にする。別に電子レンジで贅沢バニラミルクを温めておき、それを紅茶に入れる」。なるべく簡単な作り方で作ってみました。ちなみに、私の独断的好みで茶葉はアールグレイを使用していますが、ほうじ茶、カモミールもおいしいと思いますよ。
普通のティーラテと違うのはバニラ。バニラがバニラで、がっつりバニラ。バニラが強いせいか本家より少々お子さま好みの味になった印象で、甘みも本家より強そうです。でも、気取らないこの味の方が好きな人は絶対にいるはず。簡単なレシピなのでオフィスの電子レンジとポットのお湯でも作れます。オフィスの自席でドヤリングしちゃいましょう。
「贅沢バニラミルク」をあしらった特製フレンチトースト
「世界一おいしい」と言われる超有名高級ホテルの「特製フレンチトースト」。レシピが公式サイトに公開されているので、ちょいちょい話題になります。一度は作ってみたいと思っているものの、このためだけに「バニラエッセンスを買うのもなあ」。そんなとき「贅沢バニラミルク」なら、
バニラの香り、すでに入ってます。
ならば作るか。元のレシピから計算すると卵3個と贅沢バニラミルク1本で良さそうです。
この2つを混ぜた卵液に厚めの食パンを浸します。12時間ほど。12時間たったらひっくり返して反対側も浸します。12時間ほど。合計24時間。誤植ではありません。丸1日浸すのです。
15分かけてゆっくり焼いたら完成です。
食べてみたところ思ったより普通で「うん、フレンチトーストだね」という感じでした。甘過ぎないのでハチミツと一緒に食べても美味です。というところに家族が帰ってきたので、感想を聞いてみたところ、
バニラすごくない?
ええと、1日贅沢バニラミルクを飲み食いし続けるという贅沢をしていたので、私の舌はまったくバニラを感知しなくなっていたようです。家族の話によると、ものすごいバニラ、ザ・バニラ、これぞバニラだそうです。「バニラの香りはすごいけど甘さはそんなでもないね」と家族も申してましたので、甘さの情報にはそれほど狂いがないかと思われます。とにかくバニラが楽しめます。バニラのお風呂に入りたいくらいバニラ好きなバニラ同好会の皆様、ずぶずぶのバニラ沼にはまっちゃいましょう。
昨年、想定の4倍以上を売り上げた「贅沢バニラミルク」。さりげなーくパッケージデザインが変わっており、背景の牛が増えていたり、空に虹が架かっていたり、アキュアの自販機が設置されたりなどが昨年と違うそうです。ちょっとそれ、マニアックすぎませんか……!
「贅沢バニラミルク」はJR東日本エリアのエキナカを中心に設置されているアキュアの自販機で140円にて購入できます。
(高橋ホイコ)
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アイティメディア営業企画/制作:ねとらぼ編集部/掲載内容有効期限:2017年4月10日