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中日ドラゴンズ又吉投手、レーザーポインターで妨害受けた疑惑を自ら否定 デマの拡散を受けて
記者席のライトを消灯するよう審判が指示し試合が中断した場面が、レーザーポインターでの妨害による中断と誤解されていました。
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5月20日にナゴヤドームで行われたプロ野球・中日ドラゴンズ対広島カープ戦で試合が一時中断。ネットでは「中日の又吉克樹投手へ客席からレーザーポインターの照射による妨害があったから」といった憶測が飛び交っていましたが、翌日に本人がTwitterで否定しました。
疑惑が持ち上がったのは、4回表広島カープの攻撃中。又吉投手の訴えにより審判団が協議に入り、試合がしばし中断しました。審判がバックネット方向を指し示して指示をしたのち、試合は再開。審判が観客に注意しているようにも見えたことが、誤解の一因だったようです。
中断の理由は又吉投手が明かしたように、照明が点いたままだった記者席へ審判が消灯を指示したため。東海地方や広島で放送されていたテレビ中継でも、同様の説明がなされていたようです。
ところがスポーツのWeb配信サービス「スポナビライブ」の中継では、実況がレーザーポインターによる妨害の可能性をほのめかすような発言が。ここから話に尾ひれが付き、「広島ファンが妨害した」といったデマがTwitterや掲示板などで拡散したと考えられます。
場内説明もなかったため現地観戦していたファンにも状況が正確に伝わらず混乱が起きていましたが、選手が自ら真相を明かしたことで事態は収束へ。又吉投手は「これ以上デマが広がりファン同士が仲悪くなるのではなく、お互いのファンが楽しく球場で応援し交流できるように」と願っています。
(沓澤真二)
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