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東京大学折紙サークルOristの「1枚の折り紙で折られた女子高校生」が見事だと話題になっています。
女子高校生の全身を表現したこの作品、たった1枚の正方形の折り紙からできています。ハサミも使っていません。肌や髪、セーラー服の襟など、折り紙の裏表を使って上手に表現しています。下から見るとパンツまでちゃんと折られているほどの精巧さだそうです。
1枚の折り紙からできていると言われても、にわかには信じがたいこの作品。展開図を見ると、確かに1枚の折り紙からできているよう。しかし、その細かさに目眩がしそうです。
作品を制作したのは開成学園折り紙研究部OBで、現在は東京大学折紙サークルOristに在籍する菊地柾斗さん。女子高校生を作った理由は、インサイドアウト(裏表)がはっきりわかりやすく、また人物を折りたいという気持ちがあったからだそうです。
作品の構想には4〜5年かかっていて、実際に折りにかかった時間は2〜3週間。髪だけなどパーツごとに試作を重ね、それを1枚の紙に映してどう組み立てるか考えて作っていくそうです。
この作品をツイートしたksのKさんは、開成学園折り紙研究部員で菊地さんの後輩にあたります。「女子高生折り紙」が見られた今回の東京大学の展示は終了していますが、開成学園折り紙研究部でも9月23〜24日の文化祭で展示を行うそうです。
画像提供:ksのK(@PSvndBguHfKPMTl)さん
(高橋ホイコ)
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