advertisement
史上最大レベルの原子力発電所事故によってゴーストタウンとなっている都市「チェルノブイリ」をVRで探訪できる「Chernobyl VR Project」が、PlayStation VR向けに登場することが欧州PlayStation公式ブログで発表されました。
1986年4月26日にソ連(現・ウクライナ)のチェルノブイリ原子力発電所で起きた事故により、多くの周辺住民が避難せざるを得なくなり、プリピャチ市など周辺は現在も放棄されています。
「Chernobyl VR Project」は、そんなチェルノブイリ周辺をVRで訪れることができ、また事故の前後に住んでいた人々の物語を通じて悲劇を学べる体験型ゲーム。2016年9月ごろにはSteam(早期アクセス版)とOculusストアで発売されていましたが、今回PS VR版も出ることが明らかになりました。
開発時に現地で行われた撮影では、巨大なソ連のレーダーシステムから周囲の植物、さらにアミューズメントパークやあまり知られていない小学校に病院、アパートなども参考のために訪れたとのこと。また探索はガイガーカウンターで放射線量を測定しながらというリスクのある中行われ、カメラマンの1人は深さ2メートルの穴に落ちたこともあったそうです。
発売日については明らかになっていませんが、近く発売されることが報告されています。
(宮原れい)
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- もうあっちの世界で暮らしたい 女の子にモテまくる紳士向けシューティングゲーム「ぎゃる☆がん」がVRソフトに
女の子に囲まれて困っちゃう、けしからんシューティングゲーム。 - スター・ウォーズのVRアトラクションがアメリカに 帝国軍との銃撃戦を体験できそう
年末に一般公開。 - 5万人の観客に囲まれて熱唱! ハウステンボス「変なホテル」のVRカラオケがめっちゃアガりそう
客から花束やおひねりが飛んでくる仕掛けも。 - ほぼ……? 富士急ハイランドでVRアトラクション「ほぼドドンパ」「ほぼFUJIYAMA」オープン
富士急「“絶叫マシンの食わず嫌い”克服計画、発動!」 - 「VRポルノ専用ヘッドセット」はなぜ生まれた? 開発チームにインタビュー
「安価な機能特化型HMD」の可能性。