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リアル「アイアンマン」だ! ジェットスーツをまとって時速約52キロで飛行しギネスに認定

身体だけでバランスをとって飛行。相当鍛えてないとまともに飛べなさそう。

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 アイアンマンのようにジェットスーツを身にまとった男が、時速32.02マイル(51.53キロ)で飛行し水上を突破。「身体で制御するジェットスーツの最速記録」として、ギネスワールドレコーズに認定されました。


飛行 浮き上がって水上をはうように飛行

 記録を打ち立てたのは、ジェットスーツを開発しているイギリスの新興企業「Gravity Industries」のリチャード・ブロウニングさん。同社の創業者にして、チーフテストパイロットでもあります。


リチャード・ブロウニング 創業者がパイロットという点もヒーローっぽい

 スーツには22キロの推力を持つ、ジェット燃料のマイクロガスタービンを6台搭載。その噴射で飛行し、姿勢は着用者の身体のみで制御します。相当な身体能力がないと、まともに飛べそうにありません。


装備 腕部の噴射で姿勢を制御。鍛えていないと無理そう

 挑戦は11月9日のギネス世界記録記念日を祝し、イギリスのラグーナパークで行われました。リチャードさんは大きな池の上へ飛び上がり、正確な測定に足る100メートル以上を飛行。無事に対岸へ着陸しました。記録達成後のインタビューでは「記録はこの技術の始まりにすぎない」とし、より速く、より高く飛べるようスーツに翼を着ける構想を述べています。


(沓澤真二)


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