途中から左側のガラス製のオロナミンCも回転し始め絶望したり、自販機が設置されたコンビニの店員に聞き込みをしようとして不審がられたりとハードな調査が続きます。さらに自分で動かしてみようと、ほうじ茶を15本購入。飲料が落下する振動で回転するのでは? と期待を寄せましたが、オロナミンCが1ミリも動かなかったため挫折。
さまざまな調査を乗り越え、かとみさんは最終的に調査を次のようにまとめました。
【考えられる原因】
1, 自販機内部のインバーターが稼働する時の振動
→ミリ単位で動いている日は影響してる可能性はある。しかしそうとは思えないほど動き回っている日がある。
2, ジュースの補充で自販機を開閉する時に起こる振動
→店員さんが気づいていなかったので、可能性は薄い。
3, ジュースが取出口へ落ちる時の振動
→買えども買えどもオロナミンCは地蔵のように動かない。
4, オロナミンCを回転させたい人がやっている
→そんな人はいないし、もしいるとすればそれは未来の私なのかもしれない。
【まとめ】
オロナミンCが回転する意味は分からないし、こわい
振り出しに戻ったかのような結論ですが、調査における涙ぐましい努力に称賛の声が多数集まっています。Twitter上では「原因はおそらくですが、自販機のコンプレッサの振動との共振だと思います。日によってズレが異なるのも、1日の中でインバータがある特定の周波数になったときに、重さ関係なく大きくズレるのだと思います」「元自販機マンです。インバーターの説も考えられますが、力強くボタンを押したり、叩くお客様がいる場合は、ダミーが少し動くことがあります」といった情報提供も寄せられていました。
回転にはどんな原因が考えられるのか? ねとらぼ編集部でも自販機の製造事業者の業界団体・日本自動販売システム機械工業会に聞いてみました。
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