個人が作った優れたゲームを選出する「ニコニコ自作ゲームフェス2018」でねとらぼ賞に輝いた「エンターを押せばゲームクリアできます」を紹介します。謎の多い短編アドベンチャーゲームで、ミステリーを読み解くような楽しみがあるゲームです。
自分の部屋からゲームスタート。部屋の中にはベッド、ポスター、本棚、タンスの4つのオブジェクトしかなく、部屋の外に出て1階に下りてみても止まった時計、散らばって字も読めないスクラップ、閉まった窓、そして誰かが寝ている姿しか見当たりません。ストーリーについても全く説明がない状態から始まるため、プレイヤーは手探り状態で進めて行くことに。
タイトルの通り、エンターキーを押すことが非常に重要なゲームですが、安直に押すのはNG。スタート直後に押してしまうと、足音とドアを開く音が聞こえた後に銃声が鳴り響き、そのままゲームオーバーになってしまいます。キーボードではなくマウスでも操作できるため、ついエンターキーを押してしまうことのないよう、マウスで操作したほうが良いかもしれません。
少し説明不足な感はありますが、物語を進めていくとタイトルにどんな意味があるのか、主人公はどんな状況だったのか、オブジェクトにどんな意味があるのかが少しずつ分かります。エンターキーをすぐさま押せばクリアというわけではありませんが、全く押さずにクリアすることは(おそらく)不可能です。
何の意味も無いような場面が続きますが、歩き回りながら全てを調べていけば張られた伏線の意味を理解し、エンディングにもたどり着けるはず。なお、エンディングはマルチエンディングとなっており、ラストまでに取った行動次第ではバッドエンディングになってしまうのでご注意を。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- かーずSPのインターネット回顧録:「モバマス」が僕らに与えてくれたもの 〜かーずSPのソシャゲ狂想曲〜
「モバマス」に18万円突っ込んで得たものとは。……え、15万円じゃなかったっけ? - やったー! 「けものフレンズぱびりおん」1月26日配信決定
当初は2017年内にリリース予定とされていましたが、2018年1月下旬に配信延期となっていました。 - ニコニコ動画の「ポプテピピック」1話が早くも100万再生突破 なんと1日あまりでミリオン達成
クソアニメとは呼ばせない。 - あのキャラに花束を:「動く抗うつ剤」「ストロングゼロの擬人化」―― バーチャルYouTuber輝夜月(かぐや・るな)を見て今年も元気にやっていこう
彼女の「おはよー!」の力強さよ。 - 「この制度でプレイヤーはハッピーになれるのか」 トッププロゲーマー・ももちがライセンス制度に関する声明
ももちさんは世界最大の格闘ゲーム大会「Evolution」をはじめ数々のタイトルを獲得し、後進の育成も行っているトッププロゲーマー。 - 「ロックマン11」、2018年発売 従来のゲーム性に3D表現を取り入れ高精細で美麗な世界へ
プラットフォームはPS4・Nintendo Switch・Xbox One・PC。