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何このカタチ、内装もすごすぎ ベンツの最高級ブランド「マイバッハ」もモンスターSUVを公開(1/2 ページ)

後席でふんぞり返りたい。(写真38枚)

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 メルセデス・ベンツが2018年4月に開催された「北京モーターショー2018」で、同社の最高級ブランド「メルセデス マイバッハ」のコンセプトカー「Vision Mercedes-Maybach Ultimate Luxury」を初公開しました。

Vision Mercedes-Maybach Ultimate Luxury
Vision Mercedes-Maybach Ultimate Luxury

 Vision Mercedes-Maybach Ultimate Luxuryは、富裕層や要人向けのマイバッハブランドで展開する100%電動SUV(スポーツタイプ多目的車)のコンセプトカーです。4基のモーターを備え、合計出力は最大750馬力(550kW)に達します。床下に約80kWhの容量を持つバッテリーを備え、500キロ以上の航続距離を実現。また、急速充電設備を利用すれば5分で約100キロの走行に必要な電力を充電できるとしています。

 外観は、SUV型ながらセダンのような3ボックス形状を採用した独特のデザインが目を引きます。フロントマスクはマイバッハSシリーズやプルマン(関連記事)の2018年モデルとデザイントーンをそろえ、ピンストライプスーツから発想を得たというグリルを共通の意匠として採用しています。

 この3ボックス形状は、同車種の主ターゲットとなる中国の富裕層のニーズをくみ取ったとしています。この他にも古くから銘木として知られる高級木材の黒檀(エボニー)を内装材として用いるなど、客が所有感やステータスだと感じられる要素を随所に盛り込んでいます。

Vision Mercedes-Maybach Ultimate Luxury
Vision Mercedes-Maybach Ultimate Luxury

 内装も豪華です。運転は専属の運転手に任せて、オーナー自身は後席に乗って移動する「ショーファードリブンカー」として設計され、車内は後席の快適性を重視した作りとなっています。最高級のナッパレザーを多用した真っ白で豪華な空間、独立した2つの広々後部座席、照明や音楽、香りの演出で一層安らげる空間を作り出す「リラクセーションプログラム」などを搭載します。

 2018年4月現在、市販化は未定としています。その一方で「ランボルギーニ・ウルス」(関連記事)や「マセラティ・レヴァンテ」(関連記事)など、高級車/スポーツカーメーカーの手掛ける超高級SUVの需要が世界の富裕層の間で高まっており、メルセデス・ベンツの参入を期待する声も上がっています。

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