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小鳥の「カナリア」はラテン語で「犬」という意味 どうしてこうなった……

ややこしい。

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 美しい羽根と鳴き声を持つ「カナリア」。どういうわけか、その名称は「犬」に由来するといわれています。今回は奇妙な名前がついてしまった小鳥、カナリアの雑学をご紹介します。


どうしてこうなった

小鳥の「カナリア」はラテン語で「犬」という意味

 カナリアはスペイン・カナリア諸島を原産とする小鳥で、名前はこの地名に由来。では、カナリア諸島の由来は何なのかというと、一説には「ローマ人が初めて上陸した際、犬がたくさん生息していることからラテン語で『Insula Canum(犬の島)』と呼んだことにちなむ」といわれています。

 「Insula」は島、「Canum」は犬を意味しており、この話を無理やり日本語に置き換えると「カナリア=『犬島』原産で、その地名から『犬』と呼ばれている小鳥」といった具合に、チンプンカンなことになります。

 ちなみに、同様にカナリア諸島を原産とする犬も存在し、「ポデンコ・カナリオ」「ペロ・デ・プレサ・カナリオ」の名前で知られています。


アフリカ大陸北西にあるカナリア諸島(Googleマップより)


カナリア諸島自治州を構成しており、州旗には2頭の犬。小鳥を連想してしまう地名ですが、犬とゆかりが深いことが伺えます


カナリアみたいな名前を持つ犬種「ポデンコ・カナリオ」「ペロ・デ・プレサ・カナリオ」も存在

参考


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