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岩波書店の「種まく人」マークがトトロに! 理由を聞いてみた

トトロが種をまいています。

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 岩波書店のWebサイトに掲載されている「種まく人」のマークが、「となりのトトロ」のトトロに変身していることが話題を呼んでいます。“種まくトトロ”がかわいい!


種まく人 トトロ 岩波書店のWebサイト。左上にトトロが!

 同社に聞いてみたところ、種まくトトロは5月29日に書籍『トトロの生まれたところ』が刊行されたことを記念したもの。下絵を宮崎駿さん本人が描き、版画家の宮崎敬介さんが木口木版画で彫りました。



 同書は「となりのトトロ」の舞台となった所沢の自然の魅力や植生を、宮崎朱美さんのスケッチと日記を通じて紹介するとともに、当時宮崎監督が思い描いたトトロの世界のイメージボード、所沢への今の想いを語った監督インタビューを掲載しています。

 岩波書店の「種まく人」は、創業者の岩波茂雄さんがミレーの種まきの絵をかりてマークにしたもの。「労働は神聖である」との考えを強く持ち、晴耕雨読の田園生活を好む彼が、詩人ワーズワースの「低く暮し、高く思う」を社の精神としたいとの理念から選んだそうです。


種まく人 トトロ 元の「種まく人」マーク(右側。岩波書店「『種まく人』のマークについて」から)

 種まくトトロは5月22日から6月中旬くらいまで表示される予定となっています。


種まく人 トトロ 岩波書店のTwitterにもトトロ!


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