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明石だこで有名な兵庫県明石市の江井ヶ島漁協組合が、2018年のタコつぼオーナーの募集を開始しました。自分だけのタコつぼで獲れた新鮮な明石だこを、産地直送で食べられるオーナー制度は今年で9回目となります。
明石焼き(玉子焼き)が有名な同市は、タコ(マダコ)の水揚げが日本一。特に明石海峡の早い潮の流れの中で育ったタコは身が引き締まっていて、味も良いと言われています。そんな明石だこの魅力を広くアピールするために、2009年から行われているのがこの「タコつぼオーナー制度」です。
オーナー制度は兵庫県漁業協同組合連合会と江井ヶ島漁協とが実施しており、申し込んで料金(1つぼ5940円、税込)を支払うと、証明書が発行されてオーナーになれます。タコつぼは証明書と同じ番号の札が掛けられ、明石の海に投入。江井ヶ島漁協が7月下旬から8月下旬にかけて、4回引き揚げてタコを獲ります。所有するつぼから獲れたタコは、活け〆や墨抜きの処理をした後、クール宅配便で全国のオーナーに直送。平均的な市場価格で換算すると、元が取れるのは2匹位からだそうです。
引き上げ1回あたりのタコが獲れる確率は10%〜20%程度とのことで、高いとは言えませんが、一度もタコが獲れなかったとしても、終了後に1匹届ける「保険」があるので新鮮な明石だこを食べられる確率は100%とも言えます。
申込締切は7月6日17時ですが、先着順で400つぼまで。6月末日までに受付を終了すると、抽選で5人に明石鯛の開き2枚がプレゼントされます。申し込みは電話かインターネットから。詳細は連合会SEAT-CLUB事務局のWebサイトで確認できます。
(谷町邦子)
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