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8月5日、神奈川県鎌倉市の由比ヶ浜海岸で体長10メートルほどのクジラが打ち上げられているのが見つかり、調査の結果、シロナガスクジラの子どもであることがわかりました。このニュースにあわせて、漫画『へんなものみっけ!』(早良朋)の“クジラの漂着や標本づくりの技を描いたエピソード”が特別公開されています。小学館のWeb漫画サイト「ビッグコミック BROS.NET」で無料で閲覧できます。期間限定。
同作は、博物館で働くことになった主人公・薄井透(うすいとおる)を通して、人目に付きにくい博物館の“裏側”を紹介していくストーリー(関連記事)。著者の早良朋氏は、国立科学博物館で実際に標本を作っていた経歴の持ち主です。
今回のエピソードで描かれているのは、3年前に砂浜に埋めたクジラを発掘していく様子。一言で発掘といっても、そこに至るまでには予算や人手などの壁が立ちはだかります。
漫画では助成金を手にしたメンバーが実際に発掘をスタート。1つ目の骨を見つけたときの気持ちの高まりや、全ての骨を見つけ出すまでの苦労が描かれます。
漫画『へんなものみっけ!』は、9月4日〜11月25日に国立科学博物館で開催される企画展「標本づくりの技(ワザ)−職人たちが支える科博−」とのコラボも決定。公式サイトのメインビジュアルや導入に登場します。
今回鎌倉市の海岸に漂着したのはシロナガスクジラ。国内初の事例ということで、研究のために国立科学博物館の研究施設へ移されました。
(C)早良朋/小学館
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