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Twitter、タイムライン自動更新機能「UserStream」を停止 サードパーティー製クライアントへ影響大

理由は他の機能へリソースを回すため。一部のサードパーティ製アプリは、UserStream機能を削除するアップデートを実施しています。

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 Twitterが公式ブログ記事「利用者の体験向上への取り組み」の中で、サードパーティー向けに提供していた「UserStream API」を停止することをあらためて告知しました。開発者用フォーラムによると停止は段階的に行われ、8月23日16時(協定世界時。日本時間では8月24日1時)に完了するとのことです。


公式発表 公式発表

フォーラム 枠内が停止までのスケジュール

 UserStreamとは、タイムラインの情報をリアルタイムで取得し表示する機能。これを採用したTwitterクライアントでは、更新ボタンを押さなくとも新たなツイートを閲覧できました。

 停止の理由については、会話の健全性の向上やユーザーのデータ管理など、Twitterにおける体験を「より優れたものにしていくことを優先するために他の製品への投資を中止」と説明。

 「このような焦点を絞ったアプローチに対して、ご賛同いただけない方もいらっしゃると思います。様々なTwitterアプリを長年ご利用されてきたのにはいろいろな理由があり、そうしたアプリを作成してこられた開発者の方々には感謝を申し上げます」と開発者への感謝をつづり、開発者ツールへの投資は継続するとも記しています。

 発表を受けて、「Janetter」や「TwitPane」など一部のサードパーティー製クライアントは、UserStream機能を廃止するアップデートを実施。同機能を利用したbotも、停止したものが散見されます。


(沓澤真二)


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