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絶対零度のなかで真っ白に凍りながら、托鉢したり坐禅を組んだりし続ける僧侶たち。氷河期になってもひたむきに修業を続ける僧侶をフィギュアにしたという謎のカプセルトイ「氷河期の僧侶」が、9月上旬にタカラトミーアーツ「パンダの穴」から発売されます。全4種類、1回200円。
ラインアップは、「托鉢」「念仏」「作務」「坐禅」。それぞれ名前通りの修行に励んでいる僧侶が、その途中でいきなり大寒波に襲われてしまったように白く凍りついてしまったデザインとなっています。キャッチコピーは「気がつくと そこは、氷河期だった。」。「パンダの穴」公式Twitterによれば、「時空を超え氷河期という過酷な環境下でもひたむきに修行を続ける僧侶達」だそうです。
袈裟(けさ)の端っこにつららがぶら下がり、表面に積もった雪の質感も非常にリアル。生命力のなさが無常観を漂わせるというか、かえって僧侶たちが悟りに達しているような永遠を感じさせるというか、シュールな魅力にあれこれアートなことを考えてしまいますが、最終的には「なぜ僧侶を凍らせた」という1つの疑問にたどり着きます。
公式Twitterも「何でこんな企画を思いついたのか何で商品化をしようと思ったのか」「何故か作ってしまいました」と疑問符を浮かべながら紹介しており、企画意図は謎。過去にもサメを丸ごと揚げたフィギュア「サメフライ」(関連記事)を生み出した、パンダの穴らしい感覚系カプセルトイとなっています。
(黒木貴啓)
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変てこアイテムが多いガチャブランド「パンダの穴」の新商品。