そんな同作がネット上でメインストーリーと関係ない部分でざわつき始めたのが、第2話。モブの一般細胞に、声優の石田彰(いしだあきら)さんがちょい役で声を当てていたのです。
石田彰さんは、「新世紀エヴァンゲリオン」の渚カヲルや「銀魂」の桂小太郎「機動戦士ガンダムSEED」アスラン・ザラなどを演じた大物。ちょい役に使うなんて、なんと大胆なキャスティングなのかと、アニメや声優のファンから驚きや面白がる声があがっていました。
しかも、この“石田彰声細胞”、毎話のように少し映っては一言二言だけ喋って退場を繰り返します。すると、だんだんニコニコ動画のコメントなどは、不穏な空気に。こ、この感じは……?
というのも、石田彰さんの演じるキャラと言えば「ラスボス」や「黒幕」といったイメージが強く(実際はそんな役ばかりというわけではない)、「“石田彰声細胞”には何か裏があるのでは……?」とまことしやかに囁かれ始めたのです。
そしてその予感は、案の定的中。第6話ラストの演出+次回予告で、その正体が「がん細胞」であることが判明します。ですよねー。ニコニコ動画のコメントでは、「知ってた」「声で分かってた」「そのための石田」「そりゃバレる」とか言われていました。ミンナスルドイナー。
そしてこのがん細胞、正体がバレるとそれまでの気の弱そうな表情から一変、キリッとした顔つきに。さらに体が巨大な肉塊のようなおぞましい形に変形すると、巨大な腕を振り回すなど強烈な攻撃を繰り出し免疫細胞をたちを追い詰めていくのでした。その戦いぶりから「石田AKIRA」なんてコメントも。誰うま。
免疫細胞たちの抵抗も及ばず増殖し、破滅の道を進もうとするがん細胞たち。果たしてこの体の持ち主の運命はいかに! 続きは「はたらく細胞」第7話(ニコニコ動画で1週間無料配信中)にて!
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