advertisement
現在北海道では全域で地震による停電が発生していますが、避難する際はブレーカーをオフにするよう消防庁などが呼びかけています。電気が復旧した際に、「通電火災」が発生する可能性があるためとのこと。
「通電火災」とは、地震が発生し家電が倒れたり家具の下敷きになったまま通電することで発生する火災。加熱器具が可燃物に接触したまま通電して出火したり、通電時に損傷したコードがショートしたりして発生しますが、ブレーカーをオフにしておくだけで、簡単に防げます。
神戸市によると、阪神・淡路大震災では33件の通電火災が確認されているとのこと。避難して無人になった室内から時間差で出火するため発見と初期消火が遅れ、火災が拡大しやすいそうです。
また、消防庁によると、地震で破損した太陽電池パネルも日が当たると発電し、感電や火災につながると注意を呼びかけています。「素手で触らず、販売施工業者への連絡、絶縁性の高い手袋等による感電防止、可能であればパネルの表面の遮光(ブルーシートや段ボールで覆う、裏返しにする)等の対策」が有効としています。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- テレビがないときにはYouTubeで「地震」を検索 ユーザーが24時間災害情報を生放送中
PC、スマホで早い情報が欲しい場合に。 - NTT東日本が北海道全域で公衆電話を無料開放
固定電話やネット接続で障害が発生しています。つながらない場合は公衆電話をお試しください。 - 北海道地震、道内全域で鉄道運休 北海道鉄道各社の運行状況
鉄道は北海道全域で運転を見合わせています。 - NHKと北海道のテレビ各局がネットで特別番組を配信中 震度6強地震受け
テレビ放送に比べ数秒の遅延があります。 - 北海道全域で停電発生 震度6強の地震で
6時時点では復旧時刻は未定。