これが本当のデビルカー 世界で1台だけのコラボスーパーカー「デビルマン オロチ」お披露目、1968万円で抽選販売(1/2 ページ)
発表セレモニーには原作者・永井豪さんも参加。
国産スーパーカー「オロチ」を手がける光岡自動車と、ネット配信中のアニメ「DEVILMAN crybaby」がコラボした世界でたった1台だけの限定モデル「デビルマン オロチ」の完成披露セレモニーが行われました。会場には原作者である漫画家、永井豪さんも駆けつけました。
デビルマン オロチは、2018年1月からNetflixにて永井豪画業50周年を記念して制作・配信されているアニメ「DEVILMAN crybaby」で、主要キャラクターの飛鳥了が乗るクルマとして「Orochi(オロチ)」が登場することをきっかけとして制作。アニメでアートディレクションを担当している阿閉高尚さんと、光岡自動車のデザイナー青木孝憲さんが共同でデザインを担当しています。
青木さんによると、痛車でよく見られるキャラクターのイラストを貼り付けるようなものは避けて、デビルマンが持つ「かっこいいダークヒーロー」というイメージを表現。ファンが一見して分かるデザインに仕上げたとのこと。
完成したデビルマン オロチは、主張の強いオロチ本来のデザインの上に、デビルマンの顔やウイングなどを意識したパターンがあしらわれ、まるで始めからそうであったかのように調和の取れたデザインに仕上がっています。深みのある鮮烈な色合いの赤は今回のために「ブラッディレッド」と名付けたものが使われているそうです。
セレモニーには光岡自動車の光岡章夫社長、原作者の永井豪さんが登場。セレモニーの場で初めて完成品を目にしたという永井さんはデビルマン オロチを見て「うれしい限り」と語り、報道陣を前に運転席に座ってポーズを取るなど、仕上がりにご満悦。「私は免許を持っていない」と残念がりながらファンの人に購入して楽しんでほしいとコメントしました。
「デビルマン オロチ」の販売は光岡自動車の公式サイトを通じて行われ、価格は1968万円。特設ページにて9月8日から予約受付が始まり、11月に抽選が行われます。納車は12月ごろを予定しているとのこと。
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