富士山目指して大進撃する怪獣をロボットがボコ殴り 細かく見直すと面白い「パシリム:アップライジング」を超高速で振り返ってみた
1分ちょっとの動画でざっくり面白さをお伝えします。
2018年4月に公開され、何かと話題になった「パシフィック・リム:アップライジング」のブルーレイ/DVDが10月11日に発売される。
「ハリウッドが怪獣 VS 巨大ロボットの映画作った〜!」
ということで、強烈なインパクトを与えた第1作目と比べちゃうと、続編の宿命として若干影が薄い印象のある「アップライジング」。
しかし、自宅であらためて見直してみると、日本のロボットアニメへのリスペクトが全開だし、細か〜いネタが仕込まれているしで、噛めば噛むほど味が出てくる名作だった。
そんな「パシフィック・リム:アップライジング」の見どころ&ストーリーを、1分ちょっとの動画でざっくり振り返りつつ、見どころを紹介しよう!
あのナードふたりが再び大活躍
続編モノの楽しみのひとつとして、前作からどのキャラクターが引き続き登場するのか……というのがある。
菊地凛子演じる森マコも一応登場するものの、今回メイン級で活躍するのはニュートン・ガイズラーとハーマン・ゴットリーブ博士。
前作で、KAIJUの脳みそとドリフトして鼻血ブーしてたあのふたりね。よりにもよって……!
マッチョなパイロットではなく、おたくふたりにスポットライトを当てるというあたりに、ロボットアニメおたくに対する敬意を感じなくもない!?
日本語吹き替え版の声優は、前作と同じく古谷徹と三ツ矢雄二だぞ!
イェーガー無人機が超カッコイイ
イェーガーは、ふたりのパイロットが乗り込んで力を合わせなければ操縦できなかったはずのに、なんと今回は無人で操縦できるイェーガーも登場。
無人機と聞くだけでイヤな予感がしてくる人も少なくないと思うが、ロボットアニメのお約束として無人機は当然暴走!
半分機械、半分生命体状態で暴れまくる無人機は、「新世紀エヴァンゲリオン」に登場する「EVA量産機」みたいですんごくカッコいいぞ!
……というか、監督は完全に意識しているでしょ。
イェーガーが軽やか
今回のイェーガーはメチャクチャ機動力が高くて飛んだり跳ねたりアクションがド派手!
コレは意見が分かれるところだと思うが、「鉄の塊」といった感じで重量感あふれていた前作のイェーガーもよかったけど、今回のもイイ!
アクションが「トランスフォーマー」っぽいという意見もあるようだけど、どっちかというと実写版エヴァなんじゃないかな?
敵の攻撃で、味方のイェーガー4体がそろって「ちゅど〜ん」と吹っ飛ばされた時には笑ってしまったよ。
決戦の地は日本!
再び地球にあらわれたKAIJUたちが、なぜか富士山を目指して大進撃。
それを食い止めるため、イェーガー軍団は東京でバトルを繰り広げる。
……のだが、「田玉電気」「100円ショップらっき〜」といった、微妙にモヤモヤする看板。どう考えても東京から近すぎる富士山など、「外国人の考えたバカな日本」感が炸裂していてサイコーなのだ。
しかしコレも、舞台が現在の東京ではなく、第三新東京市(箱根)だと考えると、妙に納得できてしまう……。
ガンダムネタも満載だよ!
「ガンダムユニコーン」がズドーンと登場するというのは(お台場なのか!?)よく知られているが、その他にも「BANDAI」や「アナハイム・エレクトロニクス」の看板など、ガンダムファンの心をくすぐる小ネタが満載。
「ユニコーン」はともかく看板に関しては、「出てくる」という話を聞いていても、映画館では見つけることができなかったくらいチョロッとしか映り込んでいないので、ブルーレイ/DVDでじっくり探してみよう。
「パシフィック・リム:アップライジング」ブルーレイ/DVDは10月11日発売!
「パシフィック・リム:アップライジング」のブルーレイ/DVDは10月11日発売。第1作を見た人もそうでない人も細かいところにネタの散りばめられた「アップライジング」の世界をじっくり楽しんでみよう!
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提供:NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン合同会社
アイティメディア営業企画/制作:ねとらぼ編集部/掲載内容有効期限:2018年10月11日