子どもとは好奇心旺盛なもの。家族が料理をする姿やテレビの料理番組などを見ていれば、自然と「自分にもできる」とチャレンジしてみたくなりがちです。そんな子ども時代の料理の失敗談漫画に、似たような経験をした人からの共感や漫画の勢いに笑ってしまう声などが寄せられています。
ある日、目玉焼きを食べたいと思った小5時代の作者。お父さんは爆睡中で、お母さんは2階にいたことから「ひとりでできるもん」と自分で目玉焼きを作ることを決心し、キッチンに立ちます。卵焼き用の四角いフライパンを火にかけ、豪快に油を注ぎ、卵を割り入れようとします。でもドバアアアアって、油多すぎない……?
すると、卵を投下するなりフライパンからは盛大な火柱が。作者は「餃子の〇将みたい かっこええ」と無邪気によろこびます。
天井まで登った火柱に、爆睡中だったお父さんも飛び起き「なんやなんや なんやァ!!!」とタオルを持って駆け付けます。消火活動をするお父さんの背中を見ながら「私も消さなきゃ」と思った作者は「火には水!!!!!」とコップの水を火にめがけてぶちまけます。
すると当然火はさらに燃え盛り、恐ろしい光景に。作者はその後めちゃくちゃ怒られたとのこと。幸い自分や家族にケガはなく、家も無事だったそうです。
読者からは、「自分も似たような経験をした」「燃える油に水を注いではいけないですね」などの意見のほかに、ストーリーや絵の勢いが好きというコメントもたくさん寄せられています。
作者はComicREXで「ド直球彼氏×彼女」を連載中のふじた渚佐(@asakotofuji)さん。
小さい頃は好奇心や「できる」という自信に満ちあふれているので、失敗してしまうことも多々ありますが、そうした経験はきっと大人になった時の糧になるはず。それにしても大事に至らず、よかった。パニックになると忘れそうだから、「油の火には水をかけたらいけない」を改めて、心に留めておかねばいけませんね。
画像提供:ふじた渚佐(@asakotofuji)さん
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