ついいろんなことを先延ばしにしてしまう……そんな性格を根本的に矯正する解決策を授けてくれる(?)Twitterマンガが共感を集めています。
舞台はとある専門学校。イラストコース1年生の女の子はどうやら課題をやってこなかったらしく「明日の朝起きてやればいいよね…なんて言ってたらもう昼で…」「開きなおってまた翌日にって思ってたら…」と、課題をやらなかった理由を先生に告白します。まあ、あるよねそういうことも……。
そんな生徒の話を聞き、先生は「思い出すたび自己嫌悪ヤバかったじゃろ? 締め切り近づくたびに逃げたくなったじゃろ?」と、課題を先送りにした生徒の気持ちを分析していきます。これを聞いて生徒は「ギクッ」。罪悪感を正確に見抜かれているということは、「ゲームしたことバレてる……?」。課題をやらずに遊んでいたことがバレたかと思い、さすがに怒られてしまうかと青ざめる生徒。
しかし先生は「それでも 学校だけはよく逃げんかったな それだけで十分じゃ」と、海より広い心で生徒を受け止めてくれました。先生ィ!!
先生の温情に感激した生徒は心を入れ替えると誓います。ですがこうしたクセはすぐ改善できるものでもありません。そこで先生は「生活レベルで変えていく必要がある」と、ある助言を授けます。
「期間限定で半額のマンガがあったとき『安いなあ でもまだ期間あるし 今度まとめて買うかあ〜』じゃなくて すぐ買う!」「今できることは今すぐやるんじゃ」と、「すぐやる」ことの大切さを説いてみせました。電子書籍のセール価格を逃して涙を飲んだ経験がある人には分かりすぎる例え話だ……!
この先生の話を受けてTwitterでは「ホントこれなんです! 後でもできるしーって先延ばしにすると結局ずーっとしなかったり」「思い付いたら即実行して自分で退路塞いだほうが完成にこぎつける」「迷ったら、買え 」と同意する声が続出。ただ一方では、「あぁぁぁ(自己嫌悪)」「『迷ったら買え』『迷ったら絶対買わない』は、私はどちらかというと後者になります・・・・」といった声も寄せられていました。確かに、一度迷い始めるとなかなか買えなくなりますよねえ。
同作を手掛けたのは漫画家のほっけ様(@nukosama)さん。専門学校の“あるあるネタ”を詰め込んだマンガ『専門学校JK』の作者でもあり、そちらの作品では今回紹介した「先生=岡山さん」が声優を目指し悪戦苦闘する専門学生時代も描かれています。
なお、『専門学校JK』は今回のTwitterマンガ投稿時、第1巻が各種電子書籍サイトで半額セール中でした。……ってそれ、遠回しに自作をセール中に買えと言ってるようなものじゃないですかーー!
作品内でセール中のマンガを買うよう勧めていた件について、作者は「(作中で)専門学校JKなんて一言も言ってない!」「ただの感動漫画だよ!」とすっとぼけ。
単体で読んでも面白く、なおかつ自作の巧妙な宣伝にもなっている同作。青汁CMのような仕掛けに気付いた読者からは「あっ!これ宣伝やッ 」「これは緻密に練られた宣伝マンガだ……!」と舌を巻く様子も見受けられました。
画像提供:ぬこー様@ほっけ様(@nukosama)さん
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