その年最も育児を楽しみ、頑張ったパパを表彰する「イクメンオブザイヤー 2018」が、10月18日に都内で開催。8回目となる今回は、芸能部門からりゅうちぇるさんが、俳優部門から中尾明慶さんが、芸人部門から古坂大魔王さんが、キャラクター部門からMr.インクレディブルが、そして今年新設された一般選出部門で「理想のイクメン」第1位となった杉浦太陽さんが登壇しました。
授賞式では、地球の危機を救うため授賞式を後にしたMr.インクレディブルをのぞいた4人のパパが、理想のイクメンについてトーク。その後、イクメンぶりを発揮している写真とともに、エピソードを披露したり、育児についての考えを明かしたりとテレビの前で見せる表情とは違った“父親”としての顔をのぞかせていました。
イベント終了後には、りゅうちぇるさんと杉浦さん、中尾さんにお話を聞くタイミングがあり、育児についてさらに深掘りしてきました。
育児をすることは「僕からしたら当たり前」 ――りゅうちぇるさん
―― 受賞おめでとうございます。リンク君が誕生して3カ月、りゅうちぇるさんも父親3カ月を迎えましたが、ご自身の中で変わったなと思う部分はありますか?
りゅうちぇるさん: 意識して夫婦の会話をするようになりました。リンクが生まれてから、夜泣きがあったり沐浴(もくよく)をしたり、意識をしないと夫婦の会話が減ってしまうくらいやらなければいけないことがたくさん増えたんですよね。だから、そこは意識して家族の未来のこととか、くだらない話とかもなるべくたくさんするようになりました。
―― ちなみにぺこさんは今回の受賞を知ってどんな反応をされていましたか?
りゅうちぇるさん: イクメンって聞いてピンと来なかったのか、「そうなんや〜何時に終わるん?」っていう感じで、ちょっと反応薄かったです(笑)。
―― ぺこさんとは育児について意見がぶつかることはありますか?
りゅうちぇるさん: あんまりないですね。リンクが生まれてから、ぺこりんが「思ったより(育児が)大変じゃないよね」って言って頑張ってくれているので、今のところ壁のようなものは感じてないですね。だから僕はそんなぺこりんがハッピーに頑張り続けられるように支えていかなきゃなって。
―― 目指している父親像もあったりするのでしょうか?
りゅうちぇるさん: ないんです。ママ像とかパパ像って何通りあってもいいと思っていて。僕はただ自分の子どもに「パパ大好き」って思ってもらえる父親になれたらそれでいいです。正解はないので、どこを目指すと言うよりは、リンクにとってすてきなママとパパになりたいなといつも思っています。
―― どうしたらすてきなママとパパになれますかね?
りゅうちぇるさん: 2人の子どもなので、2人で子育てをやるっていうことじゃないですかね。今回、すてきな賞をいただきましたけど、誇らしいというより、僕からしたら当たり前のことをやっている中でイクメンって言ってもらえて、賞までもらっちゃって、逆に世の男性はどれだけ育児をしてないの? ってびっくりした。2人で育児をしていくのがすてきな家庭を築いていけるんじゃないかなと思います。
―― りゅうちぇるさんにとって“育児”を一言で表すと?
りゅうちぇるさん: 愛ですかね。ぺこりんやリンクのためだったら、自分はちょっと無理してもつらくても頑張りたいって思えるようになったんです。自分のためだけだったらきっと限界がきちゃうと思うんですけど、愛があるから乗り越えられるっていうのは実感してます。
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