表情がじわじわくる珍獣として知られる動物、チベットスナギツネ。この頭部を再現したケーキを大量に陳列している光景が撮影され、Twitterで「やべぇ」「じわる」「かわいい」と人々の感情をさまざまにかき乱しています。
このケーキは、10月21日まで吉祥寺PARCO(東京・吉祥寺)地下1階で開催されている展覧会「ぬまがさワタリの絶滅どうぶつ図鑑展」のテイクアウト商品。絶滅動物の「クアッガ」と「ケナガマンモス」、人気動物の「チベットスナギツネ」と「カモノハシ」の4種類で、それぞれの頭部をモチーフにしています。各日数量限定で、1個500円(税込)。
チベットスナギツネのケーキは、無気力な“じと目”をチョコレートで、ふかふかな毛並みをお菓子の細かいチップで……と、あのふてぶてしい顔を見事に再現。そしてこれをショーケースにずらりと並べて販売してしているわけですが、チベットスナギツネの生首がじっとりとした目つきで何個もこっちを見てくる光景は非常にシュールです。こっちみんな!
Twitterユーザーのへな砂狐(羊)さん(@hena_sheep)がこの様子を撮影して「やべえよ...やべえよ...」と投稿したところ、4万回以上リツイートされるなど大きく注目を浴びることに。「目が死んでる...」「生首パラダイス…」「処刑場だ」と狂気に息をのむ人がいる一方で、「むしろかわいいです」「食べようにもかわいすぎて食べられぬ」とときめきを覚える人もいました。
なおケーキを受注製作したのは洋菓子店「Patisserie Swallowtail」で、過去にも主役になれない動物「ニッチアニマルズ」シリーズのコラボとしてチベットスナギツネのケーキを販売したことがありました(関連記事)。今回のは「ぬまがさワタリの絶滅どうぶつ図鑑展」用に味や見た目を変えたリニューアル商品となっており、「クアッガ」「ケナガマンモス」「カモノハシ」の3種は完全新作となっています。どれも完成度すさまじいので買っていろんな角度からめでたい……。
同展は、生き物の生態をニッチな切り口で描くイラストレーター・ぬまがさワタリさん初の個展。絶滅した生物を毒舌と愛情ある解説付きで紹介するイラスト図鑑『絶滅どうぶつ図鑑』の出版記念イベントとなっています。入場無料で、開場時間は10時から21時まで。
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