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アスパラを食べるとおしっこが臭くなる!? 「イグ・ノーベル賞」目指す学生描いた漫画『いぐのべる』スタート(1/2 ページ)

『別冊少年マガジン』12月号からスタート。

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 目指すはノーベル賞ではなく「イグ・ノーベル賞」――『別冊少年マガジン』12月号(11月9日)で、サイエンスコメディー漫画『いぐのべる』の連載が始まります。

いぐのべる
『いぐのべる』

 原作はbikiさん、漫画は高田桂さんが担当。京都の外れにある大学の研究室を舞台に、ひょんなことからイグ・ノーベル賞を目指すことになったモテない理系学生・猪瀬双六の奮闘を描きます。

 イグ・ノーベル賞は、「人々を笑わせ、そして考えさせてくれる研究」に対して与えられるノーベル賞のパロディー。これまでに「猫が固体でも液体でもあるのことについての考察」「中身の入ったビール瓶と空瓶はどちらが頭をたたきつぶしやすいかの検証」など、一見ばかばかしいテーマを大まじめに研究した成果に与えられています。

いぐのべる
「アスパラガスを食べるとおしっこが臭くなる」。なるほど勉強になる

 猪瀬は何事にも好奇心を持って大まじめに取り組む、教授曰く「筋金入りの阿呆」。研究室のバーベキューでアスパラガスを食べた際に「アスパラガスを食べるとおしっこが臭くなる」と聞いて、すぐさまトイレに確かめに行ってしまうほど。そんな彼がイグ・ノーベル賞を目指す上でやりたいのは……「エロい研究がしたい」。果たしてどんなえっち、もといユニークな研究が飛び出すのか楽しみです。

bikiさんコメント

 嫌なことがあっても、「イグノーベル賞」のことを考えると少し元気になれる。理系出身の私にとって、ぶっ飛んだ受賞研究の数々は、いつも“心のビタミン”でした。いつか、この賞を題材にした作品を作りたい。その願いが、高田桂先生の俊英な力をお借りして、ついに実現しました。とことんバカで、読むと少し賢くなれる。皆さんの“心のビタミン”になれるような作品に仕上がったと信じています。是非読んでもらえれば、嬉しいです。

高田桂さんコメント

 最初にこの原作をいただいた時に思ったことは、あまりの得体の知れなさに「この作品を自分がどうこうできるビジョンがまったく浮かばない…!」でした。正直いまもその印象はあんまり変わっていません(笑)とにかく自分は原作が持つパワーに乗っかって、ただひたすらおっかなびっくり且つノリノリで描けるといいなと思っています。その先に起こるかも知れない化学変化を信じて…。というわけでがんばります!

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