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絶対に転倒しないバイクを開発しているベンチャー企業「スラストサイクル」が空を飛ぶバイク「Gyro Drone(ジャイロ・ドローン)」を発表しました。
ジャイロ・ドローンは、ボディの両サイドに垂直離着陸(VTOL)を可能とする2機の大型プロペラを持つ空飛ぶバイク。大型クルーザー級のボディには、バッテリーやモーターのほか、船舶や航空機などの自動操縦システムに欠かせないセンサー機器「ジャイロスコープ」が2つ搭載されています。
スラストサイクルはジャイロスコープを活用した絶対に転倒しないバイク「Gyro Force(ジャイロ・フォース)」を研究しており、そこで培われた技術とデータをジャイロ・ドローンに反映し、飛行時の姿勢制御から高い飛行安定性を実現できるとしています。
思いっきり蹴っても倒れないジャイロ・フォースのテストモデル
ジャイロ・ドローンは現時点ではコンセプトモデルとなっており、実用化や量産化については今のところ未定となっています。
ちなみに、先日ロシアのベンチャー企業が開発したホバーバイク「スコーピオン3」をドバイ警察が制式採用すると発表(関連記事)し、同時に一般向けの販売が開始されて話題になりました。すでに実用化が始まっている空飛ぶバイク業界に今後どのようなマシンが登場するのかにも注目ですね。
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