米カリフォルニア州北部にて発生した大規模な山火事により、最愛のペットとはぐれてしまった飼い主が、SNSを駆使して見事ペットと再会することができました! 炎の中を奇跡的に生き延びた両者のストーリーが、ネットで話題になっています。
過去最大規模、史上最多の死者数を出した山火事「キャンプ・ファイア」。被害にあったラシさんとカーティスさんは、愛猫「メイソン」とともに避難するため、メイソンをケージに入れて、必要なものを荷造りしていました。
しかし炎の勢いはすさまじく、別の家にあったプロパンガスに火がついて爆発。その音に驚いたメイソンは、ケージから飛び出してしまいます。気が付いたラシさんが追いかけましたが追い付けず、そのまま離ればなれに……。
避難中もメイソンがどこかで保護されているのではと思い、SNSなどを使って情報を探し続けたラシさんたち。そしてついに、獣医学校「UC Davis School of Veterinary Medicine」でメイソンが保護されていることが分かったのです。メイソンは足にケガを負ったものの、命に別条はなく、回復する見込みとのこと。
「YAHOO!」に掲載された「Photos: Pets, owners reunited following deadly and destructive Camp Fire」の記事内で、「他のペット所有者が、最愛のペットに再会できるという希望を捨てないでほしい」と心強いコメントを残したラシさんは。同サイトには、「キャンプ・ファイア」で飼い主と離ればなれになった、ほかの猫たちの写真も掲載されています。
同サイトのコメント欄には、「猫たちが飼い主に出会えることを祈っている」「もし飼い主が故意にペットを手放したのだとしたら、別のいい飼い主に出会ってほしい」など、猫たちの幸せな未来を願う声が寄せられました。
(春夏冬つかさ)
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お母さんとも再会できました。