「恐れ多くてお話など出来なかった」 日高のり子、『タッチ』あだち充とのリアルな関係明かす

アニメ「MIX」ではやっぱり南役で登場するんだろうか。

[川上酒乃，ねとらぼ]

　声優の日高のり子さんが12月20日、ヒロインの朝倉南役として出演したアニメ「タッチ」原作者・あだち充さんとの2ショット写真をInstagramで公開。「10年くらい前から親しくお話しさせて頂いています」と、2人の関係性についても明かしています。

漫画界の大御所・あだち充さんと声優界のレジェンド・日高さん（画像は日高のり子Instagramから）

　小学館が年に1度開催している謝恩パーティーに足を運び、「今年もあだち充先生とお会い出来ました〜」と楽しそうに報告した日高さん。『タッチ』の約30年後を舞台にあだちさんが連載中の『MIX』も2019年4月からテレビアニメ放送が予定されており、日高さんは同作にも出演予定。そのあいさつをしたところあだちさんからは「ホントに長いお付き合いに感謝だねー」と返答されたことをうれしそうにつづっていました。再びあだち作品で日高さんの声を聞けるとは！

『タッチ』1巻表紙（画像はAmazon.co.jpから）

　同作の出演後は「トップをねらえ!」「ふしぎの海のナディア」「らんま1/2」などにも出演し、声優のキャリアを積み重ねていくことになる日高さんにとって「タッチ」は特別な作品。一方のあだちさんはタッチ放映当時、既にラブコメ漫画の代表的作家の一人で、日高さんによると周囲の扱いは「超新人（笑）」。アフレコの現場で出会っても「恐れ多くてお話など出来なかった」といいます。朝倉南を演じてから33年がたちますが、2人が親しくなったのは10年前からだと明かしています。

　あだちさんの腕に自身の腕を軽く絡ませ、ステキな笑顔をカメラに向ける日高さんは、あだちさんへの感謝の気持ちとともに、「明青学園OGとして精一杯頑張ろうと思います」とMIXでの奮闘を決意しています。やっぱり南役で登場するんだろうか。

「タッチ」で上杉達也を演じた三ツ矢雄二さんとは後に声優事務所を設立するなど今でも公私にわたって親交が深い（画像は三ツ矢雄二オフィシャルブログから）