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コンブを「よろこんぶ(喜ぶ)」ともじって慶事に用いるなど、日本には古来からゴロ合わせやダジャレをもとにした「縁起物」があります。Twitterでは、この考え方を現代の事物に当てはめて考えたデザイン「洒落紋」が好評を博しています。例えば、「ファンヒーター」をもじって「不安引いた」、すなわち「不安がなくなり落ち着く」……なるほどっ。
この「洒落紋」は京都造形芸術大学の学生の卒業制作で、弟のしみ(@DrMush11)さんが紹介したところ、広く拡散されました。ほかにも「LED(得る良いDAY)」「スクーター(救う他)」「マスカレード(増す華麗度)」など、縁起の良いダジャレをデザイン化したシンボルを1年間で全100個考案。これらを配したTシャツや扇などの実用品も製作されています。
いろいろな意味でシャレの利いたデザインは、「商品化してほしい」と言われるまでの人気に。卒業制作の作品のため、大々的な販売はされていませんが、同学の卒業展で2月17日まで展示されており、Tシャツは購入できるとのことです。
画像提供:しみ(@DrMush11)さん
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