プラレールの誕生60周年を記念した特別企画展「おかげさまで60年まるごとプラレール展」が京都鉄道博物館で開催されます。開催は2019年3月9日から5月7日。京都鉄道博物館の入場料で入場できます。
左から60年前のプラレール原型車両「プラスチック汽車」、昭和時代を象徴する「0系新幹線」、平成時代の人気車両の1つ「500系新幹線」。プラレールは世代を超えて遊ばれている(画像:タカラトミー、以下同)
60年まるごとプラレール展は、2019年4月30日に終わる「平成」の商品にスポットを当てながら、1959年に発売されたプラレール60年の歴史を鉄道の歴史とともに振り返る内容で構成します。
発売初期の車両では、プラレールの原型となった「プラスチック汽車・レールセット」(1959年)や、プラレール初の電動車両「電動プラ汽車セット」(1961年)、ひかり号とモノレールが連動して走行する変わり種「ひかり号モノレールセット」(1975年)、近年では一体どうしちゃったのか……!? タイムトラベルがテーマのプラレール「古代エジプト冒険セット」(2001年)とか、ブリキ素材で作られた車両の「ブリキのプラレール」(2000年)などが目玉です。こんなのあったんだ……! 貴重ですね。
一方、「平成時代のプラレール」には鉄道や社会そのものの発展と連動するようにハイテクな機能も続々と盛り込まれました。マスコン型のコントローラーで操作できる「ぼくが運転する スーパーひかり号」(1989年)、音声でコントロールできる「音声指令つばさ号」(1995年)、初のカメラ内蔵車両「TVで遊ぼう!ぼくはプラレール機関士」(2000年)から、近年にはスマホでカメラ映像を見ながら操作できる「スマホで運転!ダブルカメラドクターイエロー」(2016年)などが登場しています。
展示は「昭和」「平成」のプラレールの歴史を刻んだ名車約50両。この他、プラレールの世界に入り込める最高2メートルの大型ジオラマ「プラレールタワー」、ダンスや車両などの映像を流すシアターブースもあります。そして3月23日からはオリジナルヘッドマークを付けた“本物のSL”「プラレール60周年SLスチーム号」も登場します。初日の3月23日には、線路に「実物大の青いレール」を敷いた走行除幕式が行われます。
(カナブンさん)
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