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マイナビが4月23日に発表した転職動向調査によると、転職後の仕事に満足している人は、入社を決めた理由として「希望の勤務地である」を挙げている人が多いことが分かりました。
反対に、転職後に満足していない人は「給与が良い」を理由に入社した人が多かったといい、マイナビは「転職先を決める上で給与面を重視することが必ずしも満足感につながっていない」と指摘しています。
調査によると、転職後の仕事に満足している人が入社を決めた理由としてトップになった「希望の勤務地である」は57.1%。次に「休日や残業時間が適正範囲内で生活にゆとりができる」が56.4%と、僅差で続きました。その次が「福利厚生が整っている」(42.1%)となっており、働く環境を重視することで転職後の満足度も高まっているようです。
一方で、仕事に満足していない人が入社を決めた理由で最も多かったのは「給与が良い」で33.3%でした。次いで「休日や残業時間が適正範囲内で生活にゆとりができる」が31.7%で続いており、入社前と後で何らかのギャップがあったのかもしれません。
転職については約6割が「前向きな行動である」と評価し、20代では男女とも7割以上が肯定派。仕事のやりがいは20代、30代では男女とも「スキルアップ・自己成長を実感する」がトップでした。
調査は2月、正社員として働いている20代〜50代の男女のうち、2016年〜2018年に転職した人を対象にインターネットで行い、1000人の有効回答がありました。
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