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2019年4月26日の株式市場で、ZOZO(東証1部)が急落し、前日比201円安(-9.28%)の1965円で取引を終えました。値下がり率は東証1部で5位でした。
前日に発表した2020年3月期の連結業績予想は、売上高が1360億円(前期比+14.9%)、営業利益が320億円(+24.7%)、純利益が225億円(+40.8%)でした。増収幅が前期(+20.3%)から縮小している上、営業利益予想は前々期の18年3月期実績(326億円)を下回っています。
一部ブランドが撤退した要因とも指摘される割引サービス「ZOZO ARIGATO」の終了は評価されているものの、プライベートブランド(PB)の海外事業からの撤退も発表しています。PBを軸とした戦略の先行きが不透明になっている中、今後の成長ペースが鈍化するとの懸念から売られたようです。
ただ一方で、野村証券はレーティング「Buy」を継続、目標株価を2700円→3000円に引き上げています。
その“悪目立ちぶり”が株価にもネガティブな影響を与えていると一部アナリストが指摘していた前澤友作社長はTwitterを再開しています。決算の発表にあたり、「全てのステークホルダーの皆さまからの信頼を取り戻せるよう、また期待にお応えできるよう、今期も集中して頑張ります」とコメントしています。
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