元保護犬で、そのモフモフ感がテディベアに似ているわんこ「てんすけ君」。マイペースだけど甘えん坊な彼と、てんすけ君を愛する飼い主さん夫婦の日常を描いた漫画「こぐま犬と散歩〜元保護犬の漫画日記〜」がブログで連載されています。なんてことない日常が、いちばん幸せなんですよね。てんすけ君と、飼い主さん夫婦とのやりとりからにじみ出る、ほのぼのした面白さが魅力です。
飼い主さんが他のわんこをなでていても、特に関心を示してこなかったというてんすけ君。「ヤキモチを焼かない犬。」ではそんなクールなてんすけ君と、ちょっと寂しく感じる飼い主さんのエピソードが描かれています。しかし、そんなてんすけ君も実はこっそりとヤキモチをやいていたよう。飼い主さんが他のわんこをかまっていると、ひそかに「死んだ魚のような目になっている時がある」んだそうです。写真を見ると、確かにぶすっと不機嫌そう! ちょっとツンデレなところが、とってもかわいいですね。
のんびりやさんでマイペースなてんすけ君は、4歳になってからとくに「頑張らない犬」になりました。お散歩中、暑くなったらすぐに休憩をとる。暗いところなど、危険そうな場所には近づかない。お友達のわんことボール投げで遊んでいても、自分が間に合わないと判断すれば、走って取りにいくのをやめる……などなど、頑張らない=ムリしないのがてんすけ君のポリシー。何事にも全力で一生懸命! なイメージのわんこが多いなか、てんすけ君はのんびり、まったりとした性格です。
モフモフな毛並みの中でコロコロ変わる表情で、喜怒哀楽がわかりやすいというてんすけ君。ご機嫌をはかるバロメーターの1つが、「飼い主さん夫婦のお顔をペロペロしてくれるかどうか」なんだそうです。たっぷり遊んで満足したお散歩の後は、飼い主さんのお顔をうれしそうにペロペロ! でも、ちょっと物足りなかったお散歩の後は、ぷいっとそっぽを向いて、お顔をなめてくれないんだそうです。ご機嫌か、そうでないかが分かりやすいてんすけ君なのでした。
ある日のてんすけ君と飼い主さん。外出中に、お店の前でしばらく待つことになりました。バイトのお兄さんが慌ただしく閉店準備をするのをじっと眺める飼い主さんとてんすけ君。すると、バイトのお兄さんが「あの……」と話しかけてきます。「犬が近くにいるのが迷惑かな」と身構える飼い主さんですが、バイトのお兄さんの口から出たのは、てんすけ君を思いやる優しい一言でした。ちょっとした人の優しさに、心があたたかくなるエピソードです。
小型犬に多い、「逆くしゃみ」になってしまうことがあるてんすけ君。鼻や口から息をフゴフゴと吸い込んでしまう様子がとても苦しそうに見えて心配していた飼い主さんですが、すぐに止められる方法を漫画で紹介しています。それは“素早く鼻の穴をおさえてあげる”こと。そうするとすぐに症状がおさまるんだそうです。これはいい応急処置!
この他にも、わんこにあるあるな「特定の人に吠えてしまう犬への対処法」など、犬と暮らす上で役立つエピソードも漫画に描かれています。
てんすけ君とのほっこりするやりとりや、役立つ“犬あるあるエピソード”などが描かれている「こぐま犬と散歩〜元保護犬の漫画日記〜」。作者のスズメ天狗。(@kogumaken)さんのTwitterアカウントでは、お散歩中のてんすけ君の写真などリアルタイムなかわいい姿も楽しめますよ。
画像提供:こぐま犬と散歩〜元保護犬の漫画日記〜
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