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“向井理回”にネットは祭り状態「わたし、定時で帰ります。」6話 3杯目を飲んで人が変わった完璧男の本音で急変する三角関係(2/2 ページ)

「Paraviで日本のドラマを観倒して来た」江口のりこの謎アピール。

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3杯目で人格が変わった晃太郎の本音

 「さすがに、まだ結衣ちゃんのこと好きなんてありえないですよね?」

 晃太郎「好きですよ。今でも好きです」

 晃太郎vs巧の直接対決によって、放送後、ネットは祭り状態になった。結衣が挙げた晃太郎の短所の1つに「飲めそうに見えて3杯目から人格変わる」があるが、まさに3杯目を飲み干した晃太郎が巧の売り言葉を買ったのだ。

 上海飯店を訪れた晃太郎の目的は、明らかにタンメンじゃない。結衣に会うことだ。お昼、一緒にそばを食べたはずなのに、夜も一緒に食べたかった。落ち込む自分を探しに野球場に来て、誰も知らない短所を挙げ、自分を理解してくれていた元彼女。さらに、悩める弟ともつながってくれていた。

 結衣についてフォーカスしてみたい。晃太郎の短所は知り尽くしているのに、巧のダメな部分(タコが嫌い)を全く知らなかった彼女。結衣と巧には問題点がある。価値観が違う。20万円のマンションを2人の新居にした巧だが、引っ越しを済ませた今でも結衣は納得していなさそう。問題点は価値観の相違より、結衣が巧に本音を言えない関係性にある。晃太郎とはぶつかり合えるけども、巧といる時はどこか我慢をしている。嫌々参加した晃太郎とのフットサルは楽しかったが、巧とのボルダリングは足をつって「私、向いてない」の一言で終わってしまった。

 もう、答えは出ている気もするのだが、まだどうなるかわからない。晃太郎と巧の対峙を見てニヤリと悪い顔をしていた王丹(江口のりこ)。Paraviで日本のドラマを観倒してきた彼女の存在は、まさに我々のようだ

 このドラマ、原作はあるけども、決してその通りには進まない。小説を読んだ筆者も、この先どうなるか楽しみである。ちなみに、原作が描いた三角関係の着地点はひどい。ここで書くのがはばかられるエグさだった。あの巧をもしも中丸が演じられるとしたら、その時は拍手を送りたい。

「わたし、定時で帰ります。」これまでの振り返り

寺西ジャジューカ

ライター 

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