「気持ち的には楽になりました」大切なバイクが盗まれた→1年後にケニアで発見、同様のケースも

相棒は海を渡っていた。

　ライダーにとって恋人や相棒のように大切な存在であるバイクを盗まれてしまった男性が、まさかすぎる場所で愛車を発見したとTwitterで報告して、大きな注目を集めています。

愛車が盗まれた……1年後に発見するも予想外すぎる場所だった

　盗まれたバイクはTwitterユーザーのりょんりょん隊長（@dc3ym5gd4）さんが所有していたカワサキモータース「Ninja ZX-6R」。自宅の玄関前に置いておいたところを、2018年5月30日の深夜から31日の早朝にかけての時間に盗まれてしまったそうです。

りょんりょん隊長さんのバイク

　愛車が盗まれたりょんりょん隊長さんはTwitter上で情報提供を呼びかけて、必死に行方を探していましたが、約1年が経った今になってようやく見つけることができました。

　しかし、バイクが発見されたのは日本国内ではなくケニアでした。

　ケニアのとあるバイク販売店のInstagram上に、りょんりょん隊長さんの愛車とよく似たバイクの写真があると、Twitterのフォロワーから情報を寄せられて、発見に至ったそうです。

　実際にInstagramの写真を確認したところ、スタントパーツ、ステッカーの位置、タンクのへこみ具合など、盗まれた「Ninja ZX-6R」と一致する点が多々あったとのことです。

今回ケニアで見つかった「Ninja ZX-6R」の写真

ヘッドライトまわりのアッパーカウルもソックリ！

相棒はひどく汚れているようだ

　りょんりょん隊長さんは、愛車が戻ってこないことを痛感したそうですが、ケニアにいることが分っただけでも気持ち的に楽になったと語っています。しかしながら、大切にしていた愛車が汚れた状態で扱われていることにショックを受けたことを明かしています。

　ここ最近、りょんりょん隊長さんの愛車のように盗まれたバイクが海を越えて、国外に渡っているケースが報告されており、他にも同じように愛車をケニアで発見したという人たちがいました。

フロント部分にあるステッカーがまさにそのもの

ボディペイントされたアニメキャラの位置まで一緒

イカリングのライトに真っ赤なボディ盗難に遭ったオートバイと酷似

　盗まれた自動車やバイクなどの不正輸出が後を絶たないそうで、横浜税関が公開している資料では「自動車等が盗まれたら税関にもご連絡ください」と警鐘を鳴らしています。

　もし、自分の愛車が盗難にあった時は、横浜税関が用意している専用フリーダイヤル「0120‐461‐961」に連絡をして車種、色、車台番号、盗難届出警察署、盗難届出年月日といった情報を寄せてほしいと呼びかけています。

画像提供：りょんりょん隊長（@dc3ym5gd4）