漫画家のすずゆき(@suzuyuki_cookie)さんがTwitterに投稿した「急に前世を思い出した上司と部下」の漫画が話題です。主従逆転って最高!
「そうだった。私はお姫様だった」ーー中世ヨーロッパ風の街並み。自分を「姫さま」と呼ぶ世話係。主人公の脳裏に走ったのは、ここではないどこか、知らない誰かの記憶でした。
記憶の中の自分は、「城には帰らない」とわがままを言って世話係を困らせます。「ここを出て一人で生きていけるとお思いですか」「じゃあ貴方も来てよ。二人で生きましょう」……その表情にはどこか本気めいたものが感じられました。
突然頭に流れ込んできた膨大な情報に「あれ? 私今OLだよね?」「今はちょうど飲み会の帰りで……」と現状を整理する主人公。そして前世の記憶が蘇ったきっかけは、部長と交わした握手でした。
あらためて部長の顔に目をやると、前世の記憶に登場した世話係の面影が感じられます。めちゃくちゃ身近に転生しとる。
とはいえ思い出したところで何か関係が変わるわけではありません。それに相手も記憶が戻ったとは限らないし……と平静さを取り戻します。
「いや、こちらこそ失礼しました。姫さま」「これ思い出してるなゼッタイ」
その時、通行人が主人公にぶつかります。「おい邪魔だよ」と悪態をつかれ、反射的に「無礼者!!」と叫んでしまう主人公。
そのうえ部長までもが「姫さまに向かってなんだその態度は!」「万死に値する!!」とマジギレしてしまい、事態はもうめちゃくちゃ。他の同僚はドン引きです。
冷静になった主人公は「やばい……社会的に死ぬ……!」と赤面が止まらないのでした。これから私、どうなっちゃうの〜〜!?
続きが非常に気になるところで終わった本作。リプライには続編を待ちわびる声が相次いでいます。
作者のすずゆき(@suzuyuki_cookie)さんは、くらげバンチで『ふたり明日もそれなりに』を連載中。大人の恋愛だけどきゅんとかわいい。そんな持ち味はこちらの作品でも楽しめます。
画像提供:すずゆき(@suzuyuki_cookie)さん
すずゆきさんの書籍(Kindle Storeで配信中)
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