7月2日でサービス開始から6周年を迎えたメルカリが、この1年を数字で振り返る「数字で見るメルカリ」のインフォグラフィックを公開しました。
「数字で見るメルカリ」によると、2018年4月〜19年3月の1年間で最も買われているブランド、最も売れているブランドはそれぞれ「ユニクロ」で、2年連続となりました。サイズ感や着心地を理解している人が多いので、取引に安心感があるようです。
買われている・売られているの2位はそれぞれ「ナイキ」、買われている3位は「アディダス」、売れている3位は「アップル」という結果でした。上位に入っているブランドは幅広い層に愛用されていることで共通しているとのことです。
一方、高額なアイテムも取引されており、この1年間で最も高値で売れたものはロレックスの腕時計「デイトナ」で、260万円だったとのこと。クロノグラフの人気モデルとして憧れる人も多いデイトナですが、フリマアプリでこの値段で取引される事実に驚かされます。
1人当たりの年間の購入金額は【1位】東京都(4万1253円)、【2位】山梨県(4万311円)、【3位】高知県4万65円──がトップ3。1位の東京都と5位の大阪府以外は地方が多い傾向です。
一方、1人当たりの年間の販売額は平均約7.4万円と、昨年から約2.5万円増加していました。メルカリが多くのユーザーに利用されている上、「『売ることを前提にした買い物をする』『買ってもらえるうちに売る』といった新たな消費スタイルが浸透し始めた」とメルカリは見ています。
都道府県別では【1位】和歌山県(7万7267円)、【2位】徳島県(7万6704円)、【3位】大阪府(7万6681円)──と、4位に東京都が入っているものの上位は西高東低の結果に。和歌山県、大阪府、兵庫県(5位)と近畿圏の3府県がトップ5に入っており、メルカリは「商人の町として栄えた近畿地方の地域性がでた結果となりました」としています。
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