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「あの現象」の名称は?
やっかいなあの現象には、英語で「イヤーワーム(Earworm=耳の虫)」あるいは「Involuntary Musical Imagery」(直訳すると「不随意音楽心像」)という名前が付けられています。
イヤーワームはドイツ語に由来し、19世紀には「トム・ソーヤーの冒険」の著者マーク・トウェインも報告。「ひとりでに音楽が頭の中で流れ始める」という経験がある人は、昔から存在していたようです。
「イヤーワーム」が起こりやすい人の特徴
2012年、アールト大学(フィンランド)で1万2000人超のネットユーザーを対象とする大規模な調査が行われており、それによるとイヤーワームには以下のような特徴があるとのこと。
- 「若い」「女性」「日頃から音楽に触れている」人の方が起こりやすい
- どんなジャンルの曲でもイヤーワームが起こる
- 古い曲よりも、現在の曲の方がイヤーワームのきっかけになりやすい
また、イヤーワームは個人的な体験に基づくものであるため、「誰にでも起こりやすい曲TOP10」のようなリストを作るのは難しいものの、起こった曲を集計すると「現在のヒット曲」に偏る傾向が見られるそうです。
「イヤーワーム」が起こる原因と止め方
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