2019秋アニメ「神田川JET GIRLS」第1話の配信がニコニコ動画で始まりました。リアルタイム(地上波放送)時点でその独創的かつ前衛的過ぎる世界にいろいろざわついていた同作は、圧倒的パゥワーでニコニコユーザーたちすらたじろがせていました。作った人たちは何食べて育ってきたんです?
「神田川JET GIRLS」は、KADOKAWA×マーベラス×EGG FIRMが放つテレビアニメ、ゲームなどマルチメディアで展開する新プロジェクト。「閃乱カグラ」の高木謙一郎さんがメインプロデューサーを務めており、プレイステーション4でゲーム版が発売予定。
ストーリーは、マシンを操作する「ジェッター」とウォータガンで対戦相手を攻撃する「シューター」で戦うスポーツ「ジェットレース」がメジャーとなった世界で、競技に挑む少女たちの姿を描くというもの。
グラマラスな子が大量に出てくるのですが、第1話は終盤まで大人しめ。高木さんプロデュースということで“警戒”しながら見ていたのですが、だんだん「お、今回のマーベラスは真面目なスポ根ものをやるのかな?」と感じさせる雰囲気でした。
……感じさせる雰囲気だったんですけどねぇ。終盤までは。最後に少しだけ「ジェットレース」競技シーンが入るのですが、そこでことは起こりました。
場所の使用権を巡り、神田川で「ジェットレース」で戦うことになった主人公たち。レースが始まると、ライバルチームのシューターがウォータガンをショット! 強烈な一撃が主人公チームのシューター「蒼井ミサ」の尻にヒット! スロー&アップになって「あっふっ! あっふっあっふっあっふっ……」(エコー)。さらにもう一発ヒット! なぜかパージするズボン! そのままEDへ。やっぱりこういうやつかマーベラスぅぅっ!!
この筆舌に尽くしがたい演出は男のロマンよりもシュールな笑いが先行し、コメントも「なんだこれw」「そうはならんやろ」「世界よ、これが東京だ」「こんなん笑うわ」「発想が天才のそれ」「これ神アニメだ」「BGMええなと思ってたらアホすぎてワロタ」「これは競女の後継者」「続くな」と大変な盛り上がりと困惑、知能の低下などにあふれています。
ツッコみながら見たいアニメ「神田川JET GIRLS」は、TOKYO MXなどで毎週火曜(BS11は水曜)深夜に放送中です。
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