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【モトカレマニア1話】マコチ(高良健吾)はメンヘラ製造機なのか? 妄想の元カレと現実の元カレのギャップに傷つく新木優子(2/2 ページ)

休日は、元カレとの思い出の場所を聖地巡礼。

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モトカレマニアに告白したモトカノマニア

 そんなユリカの前に現れた山下は優良物件だった。決して、マコチのようなイケメンではない。でも、元気のないユリカに梅干しをサッと渡し、落ち込んでいると小気味よく電話をくれる優しさの持ち主だ。大手食品メーカー勤務という経済力も見逃せない。「高良健吾と浜野謙太のどちらを選ぶ?」と自問自答し、ハマケンを選んだ視聴者も少なくなかったはず。

 でも、ドラマ的に彼は当て馬に見える。山下はきっと噛ませ犬だろう……と思いきや、実は彼もこじらせた「モトカノマニア」だったオチ! こうして、モトカレマニアとモトカノマニアは妙な同盟を結ぶこととなった。

 「モトカレマニア」、初回のつかみとしてはなかなか良かったと思う。エンディングは予想外だし、とにかく展開が速い! 現時点でコミックスは3巻まで発刊中だが、ドラマ初回にしてコミックス1巻分のストーリーをすでに描き切ってしまっている。本日放送の第2話もかなり先まで進みそうだし、凄いスピード感だ。

 軽いノリなので流し見OKの作品と思われそうだが、恋愛系小ネタが随所に飛び出すため、決して流し見に適したドラマとは言えない。じっくり見たら見たで、地味に痛いところを突いてくるし。新木優子の顔を見て幸せになるだけの単純なドラマではなかった模様。私は嫌いじゃない。

寺西ジャジューカ

ライター Facebook

たけだあや

イラスト、粘土。京都府出身。 Twitter

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