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YouTuberの月収で一番多いのは「1〜5万円」だという調査結果を、YouTuber紹介メディアを運営するユーチューバーNEXTが発表しました。また、YouTuberの8割以上が副業として取り組んでいることも分かりました。
調査はユーチューバーNEXTが10月にアンケート形式で実施し、817件の有効回答をまとめたものです。
調査結果によると、YouTuberとして稼ぐ月収は「1〜5万円」が233人と、3割近くを占めて最多。次いで「1万円未満」が195人。合わせて約半数が月収5万円以下ということになりますが、「10〜30万円」(105人)、「5〜10万円」(98人)もこれに続いています。ただし、「非公開」としている人が121人います。
YouTubeとして動画作成や配信に使う1日の平均時間は「1〜3時間」(282人)が最多。次いで「3〜5時間」(176人)、「5〜7時間」(89人)といった結果でした。月収のデータと考え合わせてみると、時給換算するとそう高くないYouTuberが多いのかもしれません。
また有効回答数のうち、85.5%が兼業でYouTuberをしており、専業(学生含む)の14.2%を大きく上回っています。兼業YouTuberの本業は37.5%が会社員でした。
政府は「働き方改革」の一環として会社員の副業・兼業を推進しており、実際に副業に取り組む会社員も増えていると言われています。給料は上がらないが税金は増える中、副収入が欲しい──新たなYouTuberが日々誕生する背景の1つには、こんな事情もあるのかもしれません。
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