11月17日「家族の日」に、妻と娘のいる暮らしを疑似体験してもらうことを目的とした「モデルファミリー付きモデルハウス体験会」が公開されます。イメージ画像から漂う「世にも奇妙な物語」感がすごい。
注文住宅を手がけるリガードが、「家族を持つことが幸福だと思えない」「家族の持つ未来が想像できない」といった若年層に向け、家族と暮らす幸せを感じてもらおうと開発。体験会では、参加者が3人家族の“父親”となり、「活発で明るい妻」「パパのことが大好きな7歳の娘」という設定のモデルファミリーとともに“理想の暮らし”を疑似体験するものとなっています。
公開されたイメージ画像で描かれているのは、笑顔で“父親”をお出迎えする妻と娘、広々としたキッチンで楽しそうにパーティの準備、落ち着いたリビングで“家族団らん”のひととき、などなど。用意されたストーリーに沿って疑似体験するようですが、途中で頭を抱えて「くっ、記憶が……」と言ったりすれば、記憶操作されたSFモノの主人公が完成しそうです。そう考えるとエンタメとして楽しそう……?
参加者は30代父親役で、男性の参加者を想定。開発にあたっては、建築家や同社営業担当者にモデルハウスのこだわり、イメージする暮らしをヒヤリング。そこから実際のファミリーや独身男性にも提示し、やってみたいという声が多かったものを選んでシナリオを構築していったそうです。妻・娘役はオーディションで決定し、妻役は女優の早織さんが務めます。さらにプロの演出家・諏訪雅さん(ヨーロッパ企画)を起用して演出にも力を入れているとのこと。
申込みは特設サイトから募集中で、最大5人まで(多い場合は抽選など)。ちなみに複数人で来場する場合は、1人が父親役で同行者は観覧するというシュールな世界観になるもようです。
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地方の暴走と間違った技術の使い方が合わさり意味が分からない。