先輩と2人の帰り道。後輩女子がいろいろな言葉で気持ちを伝えているのに、先輩が鈍感でまったく気付かない――創作漫画『好きな先輩が鈍感すぎる。』に胸キュンが止まりません。作者は漫画家の有田イマリ(@imari_imari)さんです。
先輩との帰り道。後輩女子はもじもじしながら「先輩って部活の後いつも一緒に帰ってくれますよね!?」と聞くと、「あぁ……夜道は危険だからな」と色気もそっけもない返事。後輩女子はそれならば……と、「今夜は月がきれいですね!」と言ってみます。
かつて夏目漱石が「I LOVE YOU」を「月がきれいですね」と訳したことから「好きです」を意味する名文句。ところが意を決して口にしたにもかかわらず、先輩は「……そうだな」と、その真意に全然気付かない!
気持ちがまったく伝わらない後輩女子は、「今夜は満月、夜道に二人きり それを踏まえて考えてください!」と前置きをして、もう一度「月がきれいですね」と言うのですが、本当に申し訳無さそうに、やはり「分からない」という先輩。
なんでも先輩はその言葉が相手に好意を伝えるものだとは知っているようなのですが、どうやら「こんなにかわいい後輩が自分のことを好きなわけがない」という、余計な思考を巡らせてしまっているようです。そしてそんな先輩の気持ちを知って、後輩女子は一人で恥ずかしくなってしまうのでした。先輩は相変わらず、この状況がよく分かっていないみたい。むぅぅ、伝われ!
この漫画の読者からは「また新しいかわいいですか!? ちょっとかわいいがあふれすぎてませんか!?」「破壊力ぅぅ〜!!」「こ、こ、こ、こ、この天然たらし朴念仁がー!!!! いいからそこは後輩ちゃんの言葉を素直に受け取らんかーい!!!! そんでこれからも下校は一緒にしてやれー!!!!!!!!」など、先輩の天然具合や後輩ちゃんのかわいらしさに対するコメントが届いています。
先輩が後輩女子のことをかわいいと思ってくれていることは分かりましたが、なかなか思いを伝えるのは大変そう。ガンバレ、後輩女子!
作者は漫画家の有田イマリ(@imari_imari)さん。他にも『社畜さんは幼女幽霊に癒されたい。』などを手掛けています。同作の単行本1巻では、Twitterで話題になった分に加えて新規描き下ろし45ページも収録。残業中に「タチサレ……」と促してくれる、優しい幼女幽霊との日常が癒やしてくれます。
画像提供:有田イマリ(@imari_imari)さん
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