advertisement
約4年間ほぼ毎日「キセル乗車」をしていた男の事件について、経済アナリスト・森永卓郎が解説した。
駅の自動改札機を不正に通過する「キセル乗車」をしたとして、奈良市に住む会社員の男が、鉄道営業法違反の疑いで書類送検された。男は前の乗客に体を近づけることで、切符なしで自動改札機を通っていたという。
4年前からほぼ毎日、男は入場券(120円)を購入して電車に乗車。710円区間の駅で降りたが、乗り越し精算をせずに改札を通過するという手口。駅を利用する一般客が不正に気づき、駅員に連絡して発覚した。
12月11日のニッポン放送「垣花正 あなたとハッピー!」に出演した経済アナリスト・森永卓郎が、この事件の“罰金”について解説した。
「キセルをおこなっていた人は4年間ほぼ毎日ということですが、JRからとんでもない賠償請求を受けることになると思います。会社から通勤手当が出ていて、それをそのまま懐にいれていたということですが、罰金は実際にかかった運賃の3倍といわれているので大赤字ですよ」
Copyright Nippon Broadcasting System, Inc. All Rights Reserved.