1000点を超える貴重なアーカイブが一堂に会する「シルバニアファミリー展」　行ってみたらシルバニア村に移住したくなりました（1/2 ページ）

住民票を移したいです。

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　新宿・小田急百貨店で「シルバニアファミリー展」が開催中です。シルバニアファミリーの誕生から、現在に至るまでを1000点を超えるアーカイブで振り、その魅力に触れられる展覧会です。かわいいがぎゅっとつまった会場をレポートします。

11階のエレベーター前にあるフォトスポット。なんとこれ、大きなサイズなんです

かわいいチケットとフライヤー

　小田急百貨店新宿店本館11階で行われている「シルバニアファミリー展」は、2019年1年をかけて全国を回ってきた人気の展覧会。1985年に、1つのお家と9種類の動物のファミリー、11種類の家具からスタートしたシルバニアファミリーが、60の国と地域で世代を超えて愛されるように変化、進化していく様子を貴重なアーカイブコレクションを通して見られます。

　シルバニアファミリーの代名詞ともいえる「赤い屋根の大きなお家」は最初は「ハウス」というシンプルな商品でした。しかし、シルバニアファミリーの持つあたたかでやさしい雰囲気と、本物をそのまま小さくしたような細かい作りの家具は、初めから変わっていないことが分かります。

初代「ハウス」。シンプルな三角屋根のお家です

貴重な初代「ハウス」の設計図。こういうものもしっかり残しておくんだなぁ

年代ごとに仲間入りした「ファミリー」の展示

　時代が進むにつれ、お家には階段ができたり、街やショップをテーマにした「タウンシリーズ」など、シルバニアファミリーの世界がどんどん広がっていきます。時系列に沿ってアーカイブが展示された会場では、小さいころに遊んだという女性を中心に、親として買ったことがある人、そして今シルバニアに出会った子どもなど、幅広い世代の人がシルバニアファミリーを楽しんでいました。

現在の「赤い屋根の大きなお家」。階段ができたり、装飾も細かく変化しています。手前にはマイカーも

人気の「タウンシリーズ」。女の子が夢見るお店が人気だとか

家具もかわいく変化。こちらはピンクでまとめられたお部屋

海外版のシルバニアファミリーの展示もあります。なんだか個性的……！

　こうしたアーカイブコレクションに加え、会場にはシルバニア村の風景を再現した大型ジオラマや、日本ドールハウス協会とコラボレーションした春夏秋冬のジオラマも展示されています。ジオラマは、どこを切りとってもかわいい作品。カメラを手に撮影に熱中するのも楽しみ方の1つです。（会場内オールエリアの撮影は木・金曜日限定）

シルバニア村の大きなジオラマ。見ごたえたっぷりです

幼稚園バス……かわいすぎる……

街並みもおしゃれです

　このほか、タレントの篠原ともえさんや、文化服装学院、武蔵野美術大学の学生とコラボレーションした作品も展示されています。また、展覧会期間中には、マシュマロネズミの女の子のグリーティングや、百貨店では初のグッズ抽選会など、さまざまなイベントが企画されています。

篠原ともえさんによるモノクロコーデのうさぎの女の子

海辺の装いがかわいい

日本ドールハウス協会のジオラマは、季節ごとに4種類。こちらは春のジオラマ

クリスマスをイメージした冬のジオラマ

生まれ変わったらこれになりたい

　会場の外の物販コーナーは、展覧会のチケットなしでも利用できます。注目は、展覧会場限定のお人形や、店舗限定販売のかわいい入れ物に入ったお菓子。人気の赤ちゃんシリーズも、店舗限定のアイテムが多数登場しています。お人形やお家だけでなく、文具やiPhoneケースなど、普段使いできる雑貨類も充実。シルバニアファミリーってこんなグッズも出ていたんだ！　と驚くような豊富なラインアップが展開されています。