クレーンゲームに苦戦する外国人の女の子と、それを見かねた男の子を描いた漫画「ゲーセン異文化交流」の尊さにもだえ、続きが気になるという人が続出しています。作者は漫画家の安原宏和(@peace_maki02)さん。
バレンタインの日、クレーンゲームでコアラのぬいぐるみを取ろうとする外国人の女の子を見かけた店員の男の子。なんと3時間後、彼が仕事を終えても彼女はゲーム機の前で粘り続けていました。
無情にもコアラが取れる気配は全くなく、泣き顔の女の子。見かねた男の子は、すっとマシンの前に立つとコアラをゲットし、女の子にプレゼントします。不審そうな目で見る彼女に、必死で「プレゼント」「ハッピーバレンタイン」と英単語を並べえると、それが通じたのか「サンキュー」とお礼を言って去っていきます。
喜んでくれてよかったとうれしい気分になった男の子ですが、彼は知りませんでした。英国のバレンタインでは、男性が女性に愛の告白のためにプレゼントを贈るのだということを――。
同作はジャンプGIGAに読み切りとして掲載された作品。「彼がその事を知るのは彼女が再びこの店に来た時のことである」というナレーションで締めくくられた結末には、続きが読みたいという声が多数。店員さんの親切心とバレンタインが偶然にも重なって、恋の芽生えを予感させる展開が甘酸っぱくてよい……。知らずに愛の告白をしたことになってしまった男の子と、ぬいぐるみをもらってまんざらでもなさそうだった女の子、言葉が通じない2人がこれからどうなるのか気になりますね。
安原さんはTwitterでの反響に「続きは何となく考えてあるのですが、しばらく他の原稿で手が離せないので、またそのうちという感じで…!」とコメント。「首を長くして待ってますよー」「楽しみにしてます」などのリプライが寄せられています。
安原さんは読切作品「桃魂ケルベロス」「六畳間の魔女」や短期連載「エクソアーツ」を手掛け、ジャンプ+でショートラブコメ読み切り「くのいちと最強に至る武術家の話」を読むことができます。
画像提供:安原宏和(@peace_maki02)さん
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