ネコと飼い主、阿鼻叫喚(!?)のバスタイムを描いた漫画にパワーがみなぎっています。
2匹の愛猫、「ジョナ」「サン」と暮らす飼い主の長谷川ろくさん。今日は母の助けを借り、2匹を実家のお風呂に入れます。
「最近はお風呂が好きなねこもいるからね」という母の言葉に淡い期待を寄せ、まずはジョナから。おっとりしたジョナなら案外気にいるかもしれません。
さあ、愛猫と癒やしのバスタイム! ……とはいきませんよね。「に゛ゃんああ゛ああー」と叫び暴れるジョナをなだめるので精いっぱいのバスタイムです。風呂場が湯と泡が飛ぶ戦場と化しています。
あまりの嫌がられように「嫌われたかも」と涙がちょちょぎれる長谷川さん。「いいから次!」と母に尻をたたかれサンを入れます。まあ、ジョナは少しビビりだっただけだから……。
サンのお風呂は予想通り、というか予想以上の嫌がりっぷり。風呂場がインフェルノ状態です。暴れん坊のサンとお風呂の相性が良いはずがなかった。……と、泡を流す頃、サンがずいぶん大人しくなりました。
いかめしい顔でどこかをジッと見つめるサン。何かを諦めたのでしょうか。その様子を見て「お風呂が良いものだって気付いたんじゃない?」と話す母に「え〜あんなに叫んでたのに?」と返す長谷川さんでしたが、後日、驚きの光景を目にします。
なんと、サンが用もないのに風呂場にいるではありませんか。一度は散った“愛猫と仲良くお風呂”の夢。「もしかして」とサンを抱き上げる長谷川さん。……しかし、サンは怒りの両足蹴りを長谷川さんにお見舞いするのであった……!
熱気ムンムンのエピソードを描いたのは飼い主で漫画家の長谷川ろくさん。ブログ「コロニー6」の他、InstagramやTwitterでジョナ・サンとの暮らしを描いた「こねこのドレイ」や、長谷川さんの父をモデルにした漫画「父よ きらめく事なかれ」を公開しています。
長谷川さんが描く2匹の個性や日常は、ネコと暮らす喜びで満ちています。2匹の成長とともに愛着とファンが増していく「こねこのドレイ」、これからも見逃せません!
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