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何でもタダで手に入る!? ものを瞬間移動で引き寄せられる青年の漫画がまさかの結末でゾワリ(1/2 ページ)

最初から読み返したくなるお話。

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 ものを手元に引き寄せる能力を持った青年を描いた「ヒキヨセル」が、思わぬ展開で反響を呼んでいます。作者は『うえきの法則』『サイケまたしても』で知られる福地翼(@fukuchi_tsubasa)さん。

 引寄淀(ひきよせよどみ)は、両親を事故で亡くした3カ月前から、目に見えるものを手元に引き寄せる瞬間移動の能力を使えるようになりました。ある日、目の前にないものを引き寄せることを試してみると成功。これで何でもタダで手に入るのでは、とさまざまに能力を試し、車までも手に入れます。しかし、引き寄せたものは盗んでいるのではないかと怖くなり、能力を使わないことを決意。


瞬間移動でタダで何でも手に入る!?

 クリスマスイブの夜、カップルだらけの街を眺めて初恋の相手を思い出す淀。一人ケーキを食べながら彼女に会いたいと強く願い、引き寄せようとします。しかし目の前に彼女は現れず、人間は引き寄せられないのだと落胆しながらいつの間にか迎えた朝。銀行から「最近頻繁に預金が引き下ろされている」「今月だけで1539万円が下ろされている」と衝撃的な電話が。


初恋の相手を引き寄せろうとするが……

 ぼう然とする彼の目の前には見覚えのないトランク。そこには淀に宛てた「手こずって朝までかかっちゃった」というメッセージが添えられています。トランクを開けると、中には縛られた初恋の相手が――。

 そして明らかになる引き寄せ能力の“正体”。能力者の不思議なお話かと思いきや、全てをひっくり返す展開にゾクリとします。結末を知ってなるほどとなる「引き寄せ能力のルール」。もう一度読み返して伏線を確かめたくなる物語の流れが秀逸です。読者からも「引き寄せるどころか、引き込まれました…!」「今までの作風と今作のギャップが展開を後押しして怖くて泣きそうです」「羨ましいほどに発想が凄すぎる」と賞賛のコメントが寄せられています。

 福地さんは現在、毎朝目覚めるたびに「特殊能力」を1つ獲得する女の子が、人類を救うためにその能力を検証する『ポンコツちゃん検証中』を連載中です。

ヒキヨセル

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