「気づいたら平手友梨奈ちゃん見てる」「メンバーの家族も欅ファン」 グランジ遠山・はんにゃ金田・バグベアが夜通し欅坂46愛語った「語るなら欅を」イベントレポート (2/6 ページ)
【画像】欅坂46のこと、誰が一番愛してる?
スクリーンが登場
遠山:下手にいる長沢菜々香さんの顔がアップになるんですけど、明らかに上手の誰かと目が合ってて、目線だけで意思疎通を取れてるっていうシーンがあるんですよ! さらにその後の上手の志田愛佳さんも誰かを見てにやにやしているところを見てほしい。「君と僕は ラブラブで付き合ってるってこと いつもの二人のように仲直りしようよ」のところ! これこれこれこれ! ここ! 志田愛佳も誰かと目合ってんのよ! ここが最高なのよ! もう一回! もう一回!
会場:もう一回! もう一回!
遠山:(もう一回流れるVTR、会場からわき上がるコール)ここ! ここですよ! 基本的には“曲の世界をしっかりと体に入れて届ける”っていうのが欅坂46の絶対条件なわけじゃないですか。でもここだけすごい素になってんのよね。ちなみにこれね、(長沢さんが)誰を見てるかなんてヤボ。
会場:(爆笑)。
遠山:好きなメンバーが向こうにいるっていう構図。それを分からせる編集。俺、編集の人にビールおごってあげたいもん! そこがもう好きなの!
会場:(爆笑)。
金田:手繋は本当に良いところがいっぱいなんですけど、俺は最初見たときに菅井ちゃんの演技(実演)。あれが衝撃的だった。僕は最初にあれを見たときにこの子は信じられるって思ったんですよ。菅井ちゃんってすごいいい子なんだなって。パフォーマンスに人柄がでるアイドルってどのグループ探してもいないんじゃないかって。菅井ちゃんの不器用さ+人間味。それが全て集約された演技。本当にもう、とんでもない逸材がいたっていう!
遠山:もう一回見てみます? 頭から行ける? 行こう! (3回目の手繋を見ながら)これもTAKAHIRO先生がやっているっていうのがすごいですよね、このふり幅!
金田:(結局3回目はほぼフルで映像を見切ってから)菅井ちゃんは本当に信じられるなって。菅井ちゃんにしかこのパートは無理っていうのがすごい出てるシーンだなと思うんですよ。僕は1回目見たときにすぐに巻き戻しました。ここに至るまでのバックボーンとかも考えたときに、これは100点です、マジで。めちゃくちゃよかった!
遠山:確かにめちゃくちゃ演技の達者な人があそこで出てきたら、あの2人(守屋さんと菅井さんは)あんなにケンカにならないよね、まず。
金田:そこのTAKAHIROさんのね、チョイス! あの男の子は不器用なキャラクターじゃないですか。だからちょっと不器用なところもある菅井ちゃんをあそこにね。
遠山:俺は偶然だと思うけどな〜(笑)。
金田:いや必然! 確か志田ちゃんが(菅井さんたちの演技に)ちょっと笑っちゃってるっていう回もあったんですよ、でもそれも良い!
遠山:志田さんはね、俺がエキセントリック好きだっていうので、SOLの出演後にずっと歌ってくれてて。「意外にああ見えてこうだとか」ってモノマネしながら「織田奈那なんですよ、ここは」とかって言ってくれたこともありました(笑)。金田、他に見たい曲は?
金田:俺は「キミガイナイ」。振り付けとかも含めてすごい好きなんですよ。肩の動きがこうね(立ち上がって肩を上下に動かす)。
遠山:なんかもうズグダンズンブングンゲームの匂いがするよね(笑)。
金田:(欅共和国2018の「本当の 孤独は 誰もいないことじゃなく 誰かがいるはずなのに 一人にされてる この状況」のところを再生しながら)これはね、良い。裏拍の振り付けでね、難しいんですよこの曲。米谷奈々未さんのね、表情もきれいなんですよ。切なさと儚さが出るんですよ。
遠山:これは「欅共和国2018」の映像ですよね。このライブに参加できていないメンバーも何人もいた中で、俺はそれを見ながらね、「メンバーにあててのパフォーマンス」なのかなって思って見させていただいていました。
金田:キミガイナイは欅坂46にとって、重要な曲になっていますし、今後もなっていくのかなと思いますね。もう東京ドームのやつは俺、一番良かったと思っています。噴水の中でぶわーってやったやつ。本人たちも後でVTRでもらったときにキミガイナイがめちゃくちゃステキでしたっていうことも言っていましたし、やればやるほど、現役を重ねれば重ねるほど良さが出てくるって。あとは肩のフリですね。あれは肩調整してきてて、温めてますよ。
遠山:いやブルペン入ってないからね、欅坂46(笑)。
金田:強い欅坂46と、かわいい欅坂46がいるとすると、キミガイナイの欅坂46はまたちょっと違うっていうかね。ここでしか出ないっていうか。菅井ちゃんとかもかわいらしかったり、ちょっと天然なところがあったりするんですけど、キミガイナイでは泣いちゃったりっていう回もあって、みんなの気持ちも入っている感じがするんですよ。いろいろな意味が含まれているような。パフォーマンスしてるキミガイナイが一番好きです。僕はキミガイナイに関しては紅白でもやってほしいです。
遠山:俺はそれでいうとStudent Danceが好きで。水の演出もそれこそミュージックステーション(テレビ朝日)とかでやってほしいと思ってる。生中継で平手友梨奈が業務用のでかいカメラを抱えてね、キャプテンがケーブルさばいてくれてね。
金田:ケーブルは良いでしょう(笑)。
遠山:いやさばかないと、転倒しちゃうから!
金田:転倒したっていいんです。最後はもう天井写ってても全然良いんです。
会場:(爆笑)。
遠山:東京ドームもそうだったけど、四天王ダンスで水しぶきをデレロレロレロ(ドンッドンッ)デレロレロレロ(ドンッドンッ)デレロレロレロ(ドンッドンッ)!
金田:もういいでしょ(笑)。ライブでも平手ちゃんが持ってるスマホの映像が流れたりとかね。
遠山:東京ドーム1日目ではスマホの中継映像が止まっちゃったりしたんだけど、予定調和なものなんて俺は見たくないと思ってるから、それすらも良いのよ。(ちょっとしたアクシデントも欅坂46は)演出にできるからすごいなって思う。あと「これテレビでやってくれ」っていうのもう1つ良いですか。やっぱ僕はね……誰愛(誰のことを一番 愛してる?)。
会場:(同意の声)。
遠山:坂道AKBの曲ですし、優劣はつけちゃいけないけれども、でもやっぱり完全に欅坂46はこの曲をものにして、一体化してメンバー全体でこの曲を超えてると思ってるのね。やっぱり欅共和国2017。誰愛から不協和音につながっていく中、平手友梨奈に当時のことを聞いたら完全に「覚えてない」って言うと思うんだけど、振り付けにない振り付けを平手友梨奈自身でも意識ない状態でやってるんですよ。下向きながら頭ぐしゃぐしゃってかきむしるところ(「邪魔する者たち消して」の部分)。もう入っちゃってるんですよ。何回か俺スローで見ちゃったんだけど、本人も絶対「こうしよう」とか思ってないのよ。もう意識も多分ないだろうし、あのときどういう感情だったの? っていう質問に対しての「覚えてない」も別に「しゃべりたくない」とかじゃなくて。平手友梨奈の本当だと思う。
金田:どういうことですか。遠山さんからみて平手ちゃんってどうなんですか。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.