初めて猫さんと出会った頃の思い出を、漫画家のやじまけんじ(@yajima_kenji)さんがTwitterに投稿しています。
猫の思い出 その1
やじまさんが生まれた頃、実家には「アル」という猫がいたそうです。アルは半野良のような状態で、あたり一帯のボス猫的存在でした。アルはテーブルに届くくらい大きい猫。道の真ん中をズンズンと歩き、ハトを仕留めてくるほどの強さがありました。
そんなアルに興味を持った赤ちゃん時代のやじまさん。近くにあったクレヨンを手に取り、アルの背中に「グサッ」と突き刺します。激しい反撃にあうかと思いきや、無言で立ち去るアル。自分より弱きものには手を出さない、猫なりの流儀があるのかもしれません。
今回の漫画は編集さんなどから「猫のどういうところが好きか?」という質問をされて思い出を振り返ったもの。初めて出会った猫・アルのインパクトが強烈すぎます。
猫の思い出 その2
アルと暮らしていた頃の実家はビルの3階。このビルの住人は、やじまさんの家族だけだったそうです。ある日、階段を上っていたやじまさんのお母様。後ろから階段を上がってくる足音を聞きつけました。
「誰だろう?」と振り向くとそこにはアルの姿が。人間と間違えるほどの足音をたてる猫なんて聞いたことがありません。
やじまさんは、「クマさんが動物の通訳をしてくれる話」や、「しんぱいいぬ」などを手掛けた漫画家さん。フェリシモ猫部のサイトでは「猫のおふくちゃん」を連載をしています(金曜更新)。
おふくちゃんは和菓子屋さんを営むおばあちゃんと一緒に暮らす猫。好きな食べ物は“おはぎ”で、これをもらうために店番を頑張っています。お店にいろいろなお客さんが訪ねて来るのもあり、1人と1匹の日常はちょっとしたイベントが盛りだくさん。読んでいるとやさしい気持ちになれる作品です。
今月になって等身大ぬいるぐみが登場し、29日には単行本が発売されるなど(税込・1100円)、おふくちゃん熱が一部で高まっています(参考)。
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