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「お風呂って正直面倒じゃない?」 湯船に浸かるとどんないいことがあるのか、現役エステティシャンが解説します(1/2 ページ)

大切だとわかっていても、ハードルが高い日もある「お風呂」。

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 自分をいたわる「セルフケア」をはじめてみたいけど、運動するのもお金をかけるのもハードルが高い……という方、多いのではないでしょうか? 実はお風呂で湯船に浸かるのは、セルフケアの第1歩。今回は、「疲れていても、シャワーではなくお風呂に入ったほうがいい理由」を解説します!

湯船につかろう

 お仕事帰りや疲れている日は、メイク落としですら面倒だったりしますよね。まして、お風呂なんてもう入りたくない! そんな日もあるはず。でも、湯船に浸かるのはと〜っても大切なんです。

 セルフケアは「継続出来るか」がカギ。毎日入るお風呂は、初心者にぴったりのセルフケアです。今回紹介する「お風呂ケア」も、毎日ではなく「1カ月の間で20日やれたら成功」でもOK。もしその目標がだめでも、翌月は「15日やってみる!」など、とにかく続けることを大切にしましょう。

湯船に浸かるとこんないいこと!

 湯船に浸かることの1番のメリットは、「身体を温めることで血行が良くなる」こと。デスクワークでの座りっぱなし、長時間のスマホやパソコン、猫背、運動不足……などなど、言い出したらキリがないいろいろな悩みにアプローチできるんです。

 血行の促進はコリやむくみの改善につながり、しっかり入浴した翌朝には、目覚めが違う! 疲れが残っていない! とその効果を実感できると思います。汗をかきにくい方も、代謝を良くしたり、体質改善が見込めるので、つらい冷え性の方にもおすすめです。

 お風呂に入らない日が続くと、気付かないうちに疲れが溜まり、肩こり・むくみ・冷え性・肌のくすみにもつながります。不定愁訴=意味もなく悲しい気持ちになったり、眠りにくい状態にもなりやすいので、お風呂でしっかりと体を温めていきましょう!

 日々お風呂に入るコツは、帰宅したら面倒だと感じる前にすぐにお風呂をセットすること。簡単な作業ですが、一度ベッドやソファに転がると実行にはかなりの気合が必要になるので、帰ったらすぐにやるのが「続ける」ためのポイントです。

湯船に入りたくない!

どう浸かると効果があるの?

 「体を温める」と言っても、熱い湯船に浸かり続けなくても大丈夫。肩まで、できれば首まで、もっとできるなら頭皮までゆっくりと浸かるのが大切です。私は、この「頭皮まで浸かって顔だけ出す」入浴の仕方を、勝手に「オフィーリア浴」と呼んでいます(笑)。頭まで温めることで、顔の周りの血行が良くなり、目の疲れがすっきりする効果も期待できますよ。

オフィーリア浴

 ガッツリ汗をかきたい方は反復浴もおすすめです。やり方は簡単。3分入る→5分出る→3分入る→5分出る→3分入る! これだけです! ちょっとの工夫で、身体の芯から汗だく、湯冷めもしにくく、ぽかぽかが持続しやすくなります。この方法だと、ぬるめのお風呂でもしっかりと温まれます。

 お風呂に入っている間は、スマホで音楽や動画を見ても良し。逆に、お風呂場の電気を消して、真っ暗で水の音だけを聞いてみるのも、リラックスできておすすめです。モチベーションアップのためにいい匂いの入浴剤を買ってみるのもいいですね!

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